作品説明
グスタフスベリ社でリサ・ラーソンが1978年にデザインした「ノアの方舟」というシリーズから陶器像です。ノアの方舟は聖書に登場する、洪水の際に人間を含む雌雄の動物を乗せた大型の船のことです。同シリーズではライオン、象、キリン、ラクダ、ペンギン、セイウチの陶器像が製作されています。
本作が生み出された当時、リサ・ラーソンは陶器像の材料研究を熱心におこなっており、こちらはシャモットと呼ばれるより土のむき出しの感じがありつつ高い耐久性も確保した新しい製造方法で作られています。
本作はぴったりと寄り添う二頭のひとこぶらくだがデザインされています。手前側のメスは落ち着いた幸せな表情をしている反面、背景のオスは首を伸ばし警戒を怠らない表情をしています。仲睦まじい夫婦の姿が表現されています。底面にはリサ・ラーソンの作であることの証としてイニシャルのLが刻印されています。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。
日本とリサ・ラーソン
ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
ヴィンテージと復刻版の見分け方
リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。
・グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
・フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
・Kスタジオ(Keramikstudion:Kスタジオ)時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。
当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・シリーズ名:Noaks Ark / ノアの方舟
・年代:1978〜1983年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:幅13.5cm 奥行き4.5cm 高さ11cm
コンディション:割れ、欠け、貫入がなく、制作当時の姿をそのまま留めた完璧なコンディションです。
グスタフスベリ社でリサ・ラーソンが1978年にデザインした「ノアの方舟」というシリーズから陶器像です。ノアの方舟は聖書に登場する、洪水の際に人間を含む雌雄の動物を乗せた大型の船のことです。同シリーズではライオン、象、キリン、ラクダ、ペンギン、セイウチの陶器像が製作されています。
本作が生み出された当時、リサ・ラーソンは陶器像の材料研究を熱心におこなっており、こちらはシャモットと呼ばれるより土のむき出しの感じがありつつ高い耐久性も確保した新しい製造方法で作られています。
本作はぴったりと寄り添う二頭のひとこぶらくだがデザインされています。手前側のメスは落ち着いた幸せな表情をしている反面、背景のオスは首を伸ばし警戒を怠らない表情をしています。仲睦まじい夫婦の姿が表現されています。底面にはリサ・ラーソンの作であることの証としてイニシャルのLが刻印されています。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。
日本とリサ・ラーソン
ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
ヴィンテージと復刻版の見分け方
リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。
・グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
・フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
・Kスタジオ(Keramikstudion:Kスタジオ)時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。
当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・シリーズ名:Noaks Ark / ノアの方舟
・年代:1978〜1983年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:幅13.5cm 奥行き4.5cm 高さ11cm
コンディション:割れ、欠け、貫入がなく、制作当時の姿をそのまま留めた完璧なコンディションです。