作品説明
リサ・ラーソンがグスタフスベリ社で1957年にデザインした大きな動物園(Stora Zoo)というシリーズの猫(Katt)の陶器像です。リサ・ラーソンが陶芸家としてデビューした当時に製作した初期の作品となります。
リサ・ラーソンは1954年に23歳の若さでグスタフスベリに入社しました。前年の1953年の学生時代にコンペに発表したしっぽがピーンと立った小さなネコがスティグ・リンドベリの目に留まり、それがのちに「小さな動物園(Lilla Zoo)」シリーズとして発売されます。リサ・ラーソンは愛猫家として知られ、常に飼い猫とともにある生活を送って来ました。生涯で30点ほどの猫をモチーフにした作品があり、モーゼフという眠った猫の陶器像は実際の飼い猫がモデルになっています。
「小さな動物園」シリーズはその新奇性から当時大流行となりました。ヒットを受けて動物たちのサイズ感を大きくした「大きな動物園(Stora Zoo)」が1958年に発売されることになります。基本的なデザインはリサ・ラーソンの小さな動物園の作風をそのまま受け継いだものですが、こちらの陶器像は横幅が30cm以上あり、本物の子猫くらいのサイズがあります。寸法は幅32.5cm、高さ11cm、奥行き8cmと幅があるものなのでインテリアとしては窓際などの広いスペースが向いています。
キジ猫のような毛並みで、しっとりとした釉薬の質感が落ち着きを与え、可愛らしい口元とぴんと横に張ったしっぽが歩きながらふいにこちらを向いたような自然さを感じさせます。後ろから見たときのお尻も丸みがとてもキュートで、お尻を振りながら歩く猫の特徴がよく現れています。リサ・ラーソンには複数の猫作品がありますが、最初期の作品でありヴィンテージのなかでも傑出した出来栄えの陶器像です。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。
日本とリサ・ラーソン
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
ヴィンテージと復刻版の見分け方
リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。
・グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
・フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
・Kスタジオ(Keramikstudion:Kスタジオ)時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。
当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・シリーズ名:Stora Zoo / 大きな動物園
・作品名:Katt / 猫
・年代:1958〜1979年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:横幅32cm 高さ11cm 奥行き9cm
コンディション:割れや欠けや貫入がなくシールも一部残っています。制作当時の姿をそのまま留めた完品のコンディションです。Stora zoo Kattのなかでも整形跡が少なく造形が優れている秀作です。腹部にはシール跡が見られます。
リサ・ラーソンがグスタフスベリ社で1957年にデザインした大きな動物園(Stora Zoo)というシリーズの猫(Katt)の陶器像です。リサ・ラーソンが陶芸家としてデビューした当時に製作した初期の作品となります。
リサ・ラーソンは1954年に23歳の若さでグスタフスベリに入社しました。前年の1953年の学生時代にコンペに発表したしっぽがピーンと立った小さなネコがスティグ・リンドベリの目に留まり、それがのちに「小さな動物園(Lilla Zoo)」シリーズとして発売されます。リサ・ラーソンは愛猫家として知られ、常に飼い猫とともにある生活を送って来ました。生涯で30点ほどの猫をモチーフにした作品があり、モーゼフという眠った猫の陶器像は実際の飼い猫がモデルになっています。
「小さな動物園」シリーズはその新奇性から当時大流行となりました。ヒットを受けて動物たちのサイズ感を大きくした「大きな動物園(Stora Zoo)」が1958年に発売されることになります。基本的なデザインはリサ・ラーソンの小さな動物園の作風をそのまま受け継いだものですが、こちらの陶器像は横幅が30cm以上あり、本物の子猫くらいのサイズがあります。寸法は幅32.5cm、高さ11cm、奥行き8cmと幅があるものなのでインテリアとしては窓際などの広いスペースが向いています。
キジ猫のような毛並みで、しっとりとした釉薬の質感が落ち着きを与え、可愛らしい口元とぴんと横に張ったしっぽが歩きながらふいにこちらを向いたような自然さを感じさせます。後ろから見たときのお尻も丸みがとてもキュートで、お尻を振りながら歩く猫の特徴がよく現れています。リサ・ラーソンには複数の猫作品がありますが、最初期の作品でありヴィンテージのなかでも傑出した出来栄えの陶器像です。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。
日本とリサ・ラーソン
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
ヴィンテージと復刻版の見分け方
リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。
・グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
・フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
・Kスタジオ(Keramikstudion:Kスタジオ)時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。
当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・シリーズ名:Stora Zoo / 大きな動物園
・作品名:Katt / 猫
・年代:1958〜1979年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:横幅32cm 高さ11cm 奥行き9cm
コンディション:割れや欠けや貫入がなくシールも一部残っています。制作当時の姿をそのまま留めた完品のコンディションです。Stora zoo Kattのなかでも整形跡が少なく造形が優れている秀作です。腹部にはシール跡が見られます。