小説 『フルーツアニマルのお菓子パーティー』 9 <ブルーベリークマの本屋③>

小説 『フルーツアニマルのお菓子パーティー』 9 <ブルーベリークマの本屋③>

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こんにちは。フルーツとアニマルがミックスした『フルーツアニマル』など、面白くてかわいいオリジナルキャラクターを制作してます、satoayaです。 ハンドメイド制作の傍ら、物語を書いています。会話の前に名前が入る台本形式で書いているため、読みづらさもあるかもしれませんが、良ければお楽しみください。 小説 『フルーツアニマルのお菓子パーティー』 <ブルーベリークマの本屋③>  クジラから脱出するために、鼻を伸ばそうと張り切るピノキオ。 ピノキオ 「良し! じゃあ、嘘をついてやる! 俺はイケメンじゃない!」  鼻に変化なし。 ピノキオ 「……嘘だ……」 イチゴネコ 「落ち込む前に、確実な嘘でお願いします」 ピノキオ 「どんな嘘だよ?」 イチゴネコ 「イチゴネコちゃんは、頭が良くない!」  そのままの言葉をピノキオが口にしてみても、鼻に変化なし。 イチゴネコ 「どうなってんの!?」  ショックを受けるイチゴネコちゃんの次に、ブルーベリークマちゃんがピノキオに事実と真逆の言葉をお願いした。 ブルーベリークマ 「じゃあ、ブルーベリークマちゃんは、くぅちゃんのことが大嫌いって、言ってみてくれる?」 ピノキオ 「ブルーベリークマちゃんは、くぅちゃんのことが大嫌い」  ぐーんと伸びる、ピノキオの鼻。 ブルーベリークマ 「やっぱりね。本当は大好きだもの」  くぅちゃんは嬉しそうだ。 おじいさん 「じゃあ、じいさんはピノキオが大嫌いと言ってくれ」  ブルーベリークマちゃんの嘘と同じ。ぐーんと伸びた鼻は、もうすぐクジラの喉に届きそう。 イチゴネコ 「イチゴネコちゃんは、頭が悪い!」 苺香 「だめ! 戻っちゃうから!」  ジトっと睨まれても、クジラから出ることが最優先。 イチゴネコ 「苺香ちゃんは、テストで満点取れるって、言ってみてよ」  奇跡が起きて真実になったら困る。止めようとしたけど、ピノキオの言葉の方が早かった。 ピノキオ 「苺香ちゃんは、テストで満点取れる」  ぐっと伸びた鼻が喉に届いたが……。 苺香 「なんか、複雑な気分……」  複雑な気分のまま、喉をくすぐられたクジラがくしゃみをした勢いに乗り、脱出に成功した。 🍓  ブルーベリークマちゃんの本屋に、くぅちゃんの母親が迎えに来ると、くぅちゃんはやっぱり気まずそうにしていた。悪いことをしてしまったという罪悪感が、残っているようだ。 くぅちゃんの母 「確かに、黙って一人で本の中に入ってしまったのは、良くなかったけど……」  くぅちゃんのお母さんは、くぅちゃんの頭を優しく撫でながら、話を続ける。 くぅちゃんの母 「もう十分、反省しているみたいね。それより、くぅが無事で、本当に良かったわ。今度は、ママやパパと一緒に、本の中で遊びましょうね」  優しいお母さんの言葉に、くぅちゃんも笑顔を見せた。 🍓  くぅちゃんが帰った後、ブルーベリークマちゃんにお菓子パーティーの招待状を渡した。 イチゴネコ 「くぅちゃんも連れて、遊びに来てね!」 ブルーベリークマ 「ありがとう」  ニコニコと招待状を受け取るブルーベリークマちゃんは、本当に穏やかな感じだ。 苺香 「ブルーベリークマちゃんって、穏やかだよね。そういえば、くぅちゃんのお母さんと、雰囲気が似てる気がする」 ブルーベリークマ 「くぅちゃんとくぅちゃんのお母さん、お父さんもだけど……。実は、私が作った物語の中の登場人物だったの。もしかしたら、無意識に似ちゃったのかも」 苺香 「そうなの!? でも、物語の中の人物が、現実にいるって……、どういうこと?」 ブルーベリークマ 「ピノキオの原理と一緒よ。最初は、ぬいぐるみとして作ったんだけど、そのぬいぐるみに命が宿ったって感じ」  確かに、くぅちゃんとくぅちゃんのお母さんは、動くぬいぐるみの様だった。フルーツアニマルたちも、似たような感じだから、違和感がなかったけど……。 苺香 「本当に、不思議な町だよね。このフルーツアニマルの町は……」  この不思議な町で、次はどんな出会いが待っているのだろうか……。少し心が、ワクワクする感じがした。 ~☆~ 続く ~☆~ 次話 公開後、URLを載せます。 他にも、ファンタジックな物語を書いています。プロフィールからリンク集を経由し、小説を載せているサイト(note・プリ小説など)に繋がりますので、良ければ覗いて見てください。 ☆物語の中に登場したアイテムの作品☆ 『イチゴネコ』『ブルーベリークマ』 https://minne.com/items/36576417

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