夏の暑さが一段落して、秋の気配を感じはじめた朝、ベランダに出ると甘い香りが漂ってきます。
「これは、もしかして」
ワクワクしながら外に出ると、近所のキンモクセイが一斉に満開を迎えていました。行く先々、どのキンモクセイも葉脇にオレンジ色の花をたわわに抱えています。
思い切り深呼吸。そして、秋を全身に感じながら、楽しい散歩が始まります。道端ではアキノノゲシやクコ、イタドリ など秋の花が咲いてます。花壇ではコスモスやケイトウがカラフルに街を彩ります。やっぱり、秋は良いですね😁🌼🌼🌼✨
今年は2度、キンモクセイが咲きました🌼🌼✨
自分が撮影した日付で言うと、1度目の満開は9月18日。これは、例年より1ヶ月近く早い満開です。その後、花が散って、9月末にはスッカリ無くなりました。そして10月6日に再び満開を迎えました。いずれも同じ木を撮影しましたので、満開が2度あったのは間違いないです。
こういうことは「ある」そうで、夏の猛暑の影響などで起きるそうです。でも、今年の夏は比較的涼しく、9月の日照時間は少なかったのですが…。また、謎が増えたみたいですね😁
ここで、キンモクセイの基本情報を。
モクセイ科 モクセイ属の照葉樹です。原産地は中国で、日本には江戸時代に渡来しました。樹皮がサイの皮膚のようなので「木犀」。花が白いものが銀木犀なので、オレンジの花のものが「金木犀」という名になりました。
最大の特徴は花の香り。ジンチョウゲ、クチナシと並んで「日本三大芳香木」と呼ばれます(これにロウバイを加えて「日本四大〜」とすることもあるそうです)。
悪環境に強く、垣根や街路樹として活躍しています。芳香剤などの原料はもちろん、歌のタイトルになるなど、生活に密着した植物の一つですね。
それにしても、キンモクセイの香りは遠くまでよく届きます。姿が見えないのに、香りだけがすることもしばしば。甘い香りの植物はたくさんありますが、キンモクセイの香りは別格ですね。
理由が知りたくて、ちょっと調べてみました。要約するとこんな感じでしょうか。
①キンモクセイの香り成分の分子が、他の植物と比らべて少し小さくて軽 い。
②開花時期に湿度が低く、適度な柔らかい風が吹く。
③キンモクセイの香り成分がフルーツなどに似てるので、人間にとって特に好ましく、敏感に感じる。
…などが理由のようです。
でも、一番の理由は、「みんなが楽しみにしているから」ではないでしょうか。桜の花のように、指折り数えて待っている訳ではない。けれど、穏やかな晴れた日に、キンモクセイのあの香りが漂えば、誰もが嬉しいのではないでしょうか。
「キンモクセイが秋を運んできてくれる」
無意識かもしれませんが、心待ちにしている香りなのだと思います。
一つ残念なのが、キンモクセイの花期が短いこと。多分、2週間程度。気がつくと甘い香りは消えて、少し肌寒い風が吹いている。赤黄色の花の暖かい香りを、ゆっくり楽しみたいです。
今年の開花時期を考えたら、もしかしたら3回目の満開、あるかな〜?😊🌼🌼🌼✨
https://minne.com/items/46412338
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