朝や夕方の風が柔らかくなって、少し秋らしさを感じるようになると、道端で咲く花たちも模様替えをしはじめます。キバナコスモス、センニンソウ、アキノノゲシ…挙げ始めるとキリがないですね。春の花も華やかで好きですが、秋に咲く花のたちの「穏やかさ」が、個人的には好みです🌼🌸🍁🌾✨
秋といえば秋の七草。
オミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギ。「おすきな服は?(オスキナフクハ)」で覚えます。どれもとても好きなのですが、一番のお気に入りはキキョウです。花の色の美しさ。かたちの見事さ。風船のような蕾まで、どれも素晴らしいです。とても絵にしやすい、描き甲斐がある花です💜✨
と、いう訳で今回はキキョウのお話です。まずは基本情報を。
キキョウ(桔梗)
キキョウ科 キキョウ属の多年草。東アジア全般が原産地。万葉の頃から人々に愛され、歌の題材や家紋の意匠に用いられています。前述のように「秋の七草」の一つです(山上憶良の歌の中では「朝貌」とあるのですが、これはキキョウのことを指しているそうです)。
花期は6〜9月と長いです。年によっては10月半ばぐらいまで咲いてますね。星型の紫の花が基本ですが、白や桃色もあります。八重咲きなどもあるそうですが、まだ会ったことないです。画像などで見ると凄いですね🌟
陽当たりの良い草原が好み。ですが、今はなかなか、そういう場所では見かけないですね。鉢植え、プランター、公園の花壇。そういう場所で、キキョウは美しい花を咲かせています。
SNSで投稿するときや、この連載でも、よく「個人的な名所」という言葉を使っています。「身近で、毎年のように、その花が咲いてくれる場所」のことです。大体、どの花にも「個人的な名所」があって、その花を目当てに、散歩の道順が決まります。
キキョウにも、「個人的な名所」が二つあります。
一つは国道沿いの金物屋さんの前。
この金物屋さんの前は小さなロータリーになっていて、中洲のような芝生があります。その芝生では時期によって「紫の花」が咲きます。5月にはシラン。そして7月にはキキョウが咲きます。
交通量が多い場所なので空気は良くないのでしょうけど陽当たりはバッチリ。土地も良いのか、とても美しい花をたくさん咲かせます。
花壇になっている感じではなく、芝生から幾つものキキョウが生えて、紫の花が綺麗に咲きます。花の向こうには大きなトラックが通過。とても不思議な風景で、お気に入りの場所です。
残念ながら、今年はそこでキキョウは見かけませんでした。来年以降はどうでしょうね。今は楽しみにしています。道端の花が「復活」するのはよくあることですので。
もう一つは製薬会社の研究施設の横にある公園。四季折々、いつ行っても美しい花が咲いている気持ちの良い場所です。特に秋は素晴らしい。ハギ、オミナエシ、フジバカマなど秋の七草を中心に、美しい花が咲いています。もちろん、キキョウも。
今回の画像は、その公園で撮影したものです。初秋の青空の下で、満開のキキョウが美しく輝いていました。その日は用事があったにも拘らず、時を忘れて撮影しました。
毎年、この場所でキキョウを撮影していますが、こんなにたくさん咲いているのを見たのは、はじめてだったかもしれません。
近くではハチかアブと思われる羽音がしています。お食事の邪魔だったかな? 「ちょっとごめんね」と言いながら、撮影を続けてました。悪いことしましたね😅🐝✨
おかげさまでとても良いキキョウが撮影できました!本当に嬉しかった。美しい紫。憧れてしまう色です😊💜✨
野生のキキョウにもいずれ会ってみたいです。山の方の国立公園内などで見られるのかな? 延々と広がる野原に、気高く咲く紫のキキョウは、きっとこの上なく美しいでしょう🥰💜✨
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