子供の頃は、八月が一番元気だったと思います。虫を追いかけたり、プールに行ったり、野球をしたり、そして、宿題をやってなくて大変なことになったり…。とにかくパワフルに、楽しく過ごした夏休み😊☀️🛟🪲✨
大人になると、ただただ暑い🥵
暑さが体に残るようになり、何だかずっと疲れてる。昔のようには楽しくない。「いつまで続くんだよー!」って、CMで誰かが叫んでましたね😅
そんな暑い季節に、元気よく満開を迎える花は、とてもありがたいです。炎天下の道端でグッタリしていても、夏の花を見かけるだけで自然と顔が上を向きます。夏の花は、空に向かって咲く花が多いから。
今回の花、キョウチクトウもその一つ🌸✨
キョウチクトウは、キョウチクトウ科 キョウチクトウ属の常緑高木。キョウチクトウ科にはニチニチソウやテイカカズラなど身近な植物も属していて、なかなか大きなグループです。
原産地はインド。日本へは中国経由で江戸時代にやってきました。
漢字では「夾竹桃」と書きます。竹のように細い葉、桃のように可憐な花、そういうところからつけられた名前。で、長年謎だったのは「莢」のところ。これは何?
「莢」は実のかたちです。そもそもキョウチクトウに実がなることを知りませんでした。香りが弱いキョウチクトウは、受粉の機会が少ないので、あまり実をつけません。なので、実を見かける機会が少ない。
キョウチクトウの実は、細長い莢。中には綿毛をつけた種が入ってます。冬に弾けて、綿毛を空に飛ばします。
今思えば「あれが莢か」と思いますが、正直なところ、枯れた葉と区別できていなかった。今度、じっくりキョウチクトウの莢を見てみよう🫛✨
と、いうわけで「夾竹桃」、納得です🌸✨
暑さに強くて、排ガスなどの悪環境に強いキョウチクトウ。丈夫で手間要らず。その上、盛夏に美しい花をたくさん咲かせる。なので、街路や工場の周囲などにたくさん植えられました。
原爆が投下された広島。「75年は草木も生えない」と言われた土地で、いち早く見事に咲いて、人々を大いに元気づけました。平和記念公園ではたくさんのキョウチクトウの花が咲いています。夏に可愛らしい花をたくさん咲かせるキョウチクトウは、平和のシンボルでもあります。
そんなキョウチクトウも、最近はメッキリ減りました。原因は、やはり強い毒性でしょう。決して、落ち葉や枝を、口に入れたり、燃やしたりしてはいけません。命に関わる😣
そういうところが嫌われてなのか、ウチの近所では随分、キョウチクトウが減りました。工場の裏、ご近所の庭、「個人的なキョウチクトウの名所」が次々と無くなってしまいました。まあ、仕方ない😌
もちろん、伐採されることなく、健在でいてくれているキョウチクトウもあります。その中の一つが、今回のサムネイル画像に用いた、純白のキョウチクトウです。
国道沿い、バス停の側に30年以上年立つキョウチクトウ。高さ5mになろうかという、とても立派なキョウチクトウです。毎年、6月半ばから咲きはじめ、9月中頃までに何度か満開を迎えます(咲き方に波がある感じ)。
満開を迎えると、遠目からでもすぐに分かります。まるで雲のようにモクモクと白い花を咲かせ、胸を張るように立っています。真夏の青空の下で見ると実に清々しくて、自然と笑顔で上を向いてしまう。駅から歩いて帰ると、登り坂の中間地点に、そのキョウチクトウが立っています。辛いとき、悔しいとき、何度、慰めてもらったかわからない。
キョウチクトウの花を見て、心が軽やかになる。
こういう感覚は、子供の頃には無かった。ただただ暑い「大人の夏」も、「なかなかどうして、捨てたものじゃ無いなぁ」と思ってしまう。個人としても日本人としても、いろいろ考えてしまう八月ですが、夏の花たちが上を向かせてくれます。ありがたいことですね🙏🌸🌼🌻🌹🌷✨
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