1989年にリサ・ラーソンが制作した一点物(ユニークピース)のフラワーベースです。丸みのある低いフォルムにテーパードネックと広い口を持つ、大地に近い造形。裏面に「Lisa L.」のサインが入っています。
落ち着いた緑のマット釉を基調に、彫り込まれた直線模様の上から光沢のある青い釉薬が重ねがけされています。マットな緑はスウェーデンの夏の草原——苔むした森の地面や、果てしなく続く牧草地の色です。その上に重ねられた光沢のある青は、草原の合間に覗く湖水や夏空を思わせます。リサの色彩は常に季節と風景を映しており、この作品には北欧の短い夏の記憶が凝縮されています。
二種類の釉薬の質感の違い——マットな大地と光沢のある水面——が、ひとつの器の上で対比をなしています。彫刻された直線は、風に揺れる草の茎や穂を抽象化したものと考えられます。一見すると幾何学的な装飾ですが、リサの紋様には必ず自然の原型があり、釉薬の色と合わせて読み解くと、ひとつの風景が浮かび上がってきます。
シャモットの素地には成形時の指の跡が残っています。丸みのある低いフォルムと広い口は型では作れない自由な造形であり、リサの手の中で直接形づくられた作品です。
1980年にグスタフスベリを退社した後のフリーランス期の作品です。グスタフスベリ時代にはシャモットを素朴な質感のまま活かす作品が多かったリサですが、フリーランス期には釉薬の重ねがけや質感の対比といった実験的な表現にも取り組みました。この作品はその探求が結実した一点です。
■詳細スペック
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・種類:ユニークピース(一点物)
・素材:施釉炻器、彫刻装飾
・年代:1989年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:高さ約15cm 直径約13cm 口径約12.5cm
コンディション:目立つ傷や欠けのない完品のコンディションです。緑と青の釉薬の発色も鮮明に保たれています。
■関連コレクション
・リサ・ラーソン(Lisa Larson)
・北欧ヴィンテージの花瓶・フラワーベース
・新着商品
→ リサ・ラーソン完全ガイド — 生涯・代表作・サインの見分け方
1989年にリサ・ラーソンが制作した一点物(ユニークピース)のフラワーベースです。丸みのある低いフォルムにテーパードネックと広い口を持つ、大地に近い造形。裏面に「Lisa L.」のサインが入っています。
落ち着いた緑のマット釉を基調に、彫り込まれた直線模様の上から光沢のある青い釉薬が重ねがけされています。マットな緑はスウェーデンの夏の草原——苔むした森の地面や、果てしなく続く牧草地の色です。その上に重ねられた光沢のある青は、草原の合間に覗く湖水や夏空を思わせます。リサの色彩は常に季節と風景を映しており、この作品には北欧の短い夏の記憶が凝縮されています。
二種類の釉薬の質感の違い——マットな大地と光沢のある水面——が、ひとつの器の上で対比をなしています。彫刻された直線は、風に揺れる草の茎や穂を抽象化したものと考えられます。一見すると幾何学的な装飾ですが、リサの紋様には必ず自然の原型があり、釉薬の色と合わせて読み解くと、ひとつの風景が浮かび上がってきます。
シャモットの素地には成形時の指の跡が残っています。丸みのある低いフォルムと広い口は型では作れない自由な造形であり、リサの手の中で直接形づくられた作品です。
1980年にグスタフスベリを退社した後のフリーランス期の作品です。グスタフスベリ時代にはシャモットを素朴な質感のまま活かす作品が多かったリサですが、フリーランス期には釉薬の重ねがけや質感の対比といった実験的な表現にも取り組みました。この作品はその探求が結実した一点です。
■詳細スペック
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・種類:ユニークピース(一点物)
・素材:施釉炻器、彫刻装飾
・年代:1989年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:高さ約15cm 直径約13cm 口径約12.5cm
コンディション:目立つ傷や欠けのない完品のコンディションです。緑と青の釉薬の発色も鮮明に保たれています。
■関連コレクション
・リサ・ラーソン(Lisa Larson)
・北欧ヴィンテージの花瓶・フラワーベース
・新着商品
→ リサ・ラーソン完全ガイド — 生涯・代表作・サインの見分け方