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グスタフスベリ アルジェンタ(Argenta)銀彩 スナップスカップ(Snapsbägare) ヴィルヘルム・コーゲ

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スウェーデンを代表する陶器メーカーのグスタフスベリ社が製造したアルジェンタ(Argenta)シリーズのスナップスカップ(Snapsbägare)です。深みのある緑色の釉薬に銀の象嵌が施された小ぶりなスナップスカップ(酒杯)です。直径・高さともに5.7cmというサイズから、スウェーデンの蒸留酒アクアビット(Aquavit)を飲むためのスナップスカップ(Snapsbägare)と考えられます。スウェーデンでは祝いの席でスナップスを小杯で乾杯する文化があり、周年記念品として特注のスナップスカップを贈ることは広く行われていました。本品には「SJBF 1905 1955」という銘が刻まれており、スウェーデン鉄鋼・形鋼卸売業者協会(Svenska Järn- och Balkgrossisternas Förening)の創立50周年を記念して特注されたものと考えられます。当時のスウェーデンでは、企業や団体の周年記念品としてグスタフスベリにアルジェンタを特注することが広く行われていました。 グスタフスベリは1825年に創業したスウェーデンで2番目に古い窯です。19世紀後半まではバスタブなどの住宅設備を主に製造していましたが、やがて芸術的な陶磁器の製作に力を入れ始めます。しかし当時の北欧陶器はマイセンや中国の陶磁器の影響を色濃く受けた装飾的な食器が主流で、独自の表現を確立するには至っていませんでした。 ヴィルヘルム・コーゲ(1889–1960)Photo: Svenskt konstnärslexikon / Public Domain 転機となったのが、1917年にスウェーデン工芸協会の推薦を受けてアートディレクターに就任したヴィルヘルム・コーゲの存在です。画家出身のコーゲは、シンプルながらも斬新な線や色の組み合わせにより次々と新しいデザインを生み出し、グスタフスベリを北欧陶器の中心的存在へと押し上げました。コーゲは1949年にアートディレクターの座をスティグ・リンドベリに引き継ぐまで、約30年にわたりグスタフスベリの芸術性を牽引しました。リンドベリはコーゲの弟子であり、リサ・ラーソンはそのリンドベリの弟子、すなわちコーゲの孫弟子にあたります。 ストックホルム博覧会(1930年)のグスタフスベリ展示ブース。アルジェンタをはじめ、ファルスタ、カラッカなどが初公開された。Photo: Gustaf W. Cronquist / Public Domain アルジェンタは1920年代にコーゲが開発し、1930年のストックホルム博覧会で発表されたシリーズです。グリーンの施釉ストーンウェアに純銀を手作業で象嵌する技法が特徴で、その革新性は国際的な称賛を浴び、グスタフスベリの名を世界に知らしめました。1930年代末には画工や鋳造工など専属の職人が30名に達し、最盛期の1940年代にかけて多彩な形状で展開されました。「アルジェンタ」とは「銀色」を意味し、本体の装飾が銀色に彩られていることに由来しています。 伝統とミッドセンチュリーの境界に立つシリーズ アルジェンタの重厚な銀象嵌のデザインは、マイセン以来のヨーロッパ陶器の伝統を色濃く受け継いでいます。一方で、コーゲ自身がミッドセンチュリーの礎を築いた人物であることを考えると、アルジェンタはまさに伝統と革新の境目に位置する作品です。 ミッドセンチュリーの全盛期には、シンプルモダンなデザインが次々と登場し、伝統的な装飾陶器の多くは淘汰されていきました。しかしアルジェンタは1930年の発売から1970年代後半まで約半世紀にわたって製造が続けられました。ポップでシンプルなデザインが席巻するなかでも、トラディショナルなデザインとして受容され続けたという事実は、アルジェンタが時代を超えたデザイン的価値を有していることの証といえます。 伝統を出発点としたこのシリーズは、ミッドセンチュリーの全盛期を経て、石油危機に揺れる1970年代後半に静かにその歴史を閉じました。北欧陶器の近代化を見届けた、まさに歴史の生き証人ともいうべきシリーズです。 ■詳細スペック ・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ ・デザイナー:Wilhelm Kåge / ヴィルヘルム・コーゲ ・シリーズ名:Argenta / アルジェンタ ・年代:1930〜70年代 ・本作の製造年代(推定):1950年代なかば(同一ロットの小サイズカップに「SJBF 1905 1955」の記念銘があることから、一式が1955年前後に製作されたものと推定) ・製造国:スウェーデン ・素材:施釉ストーンウェア、銀象嵌 ・サイズ:直径5.7cm × 高さ5.7cm …
スウェーデンを代表する陶器メーカーのグスタフスベリ社が製造したアルジェンタ(Argenta)シリーズのスナップスカップ(Snapsbägare)です。深みのある緑色の釉薬に銀の象嵌が施された小ぶりなスナップスカップ(酒杯)です。直径・高さともに5.7cmというサイズから、スウェーデンの蒸留酒アクアビット(Aquavit)を飲むためのスナップスカップ(Snapsbägare)と考えられます。スウェーデンでは祝いの席でスナップスを小杯で乾杯する文化があり、周年記念品として特注のスナップスカップを贈ることは広く行われていました。本品には「SJBF 1905 1955」という銘が刻まれており、スウェーデン鉄鋼・形鋼卸売業者協会(Svenska Järn- och Balkgrossisternas Förening)の創立50周年を記念して特注されたものと考えられます。当時のスウェーデンでは、企業や団体の周年記念品としてグスタフスベリにアルジェンタを特注することが広く行われていました。 グスタフスベリは1825年に創業したスウェーデンで2番目に古い窯です。19世紀後半まではバスタブなどの住宅設備を主に製造していましたが、やがて芸術的な陶磁器の製作に力を入れ始めます。しかし当時の北欧陶器はマイセンや中国の陶磁器の影響を色濃く受けた装飾的な食器が主流で、独自の表現を確立するには至っていませんでした。 ヴィルヘルム・コーゲ(1889–1960)Photo: Svenskt konstnärslexikon / Public Domain 転機となったのが、1917年にスウェーデン工芸協会の推薦を受けてアートディレクターに就任したヴィルヘルム・コーゲの存在です。画家出身のコーゲは、シンプルながらも斬新な線や色の組み合わせにより次々と新しいデザインを生み出し、グスタフスベリを北欧陶器の中心的存在へと押し上げました。コーゲは1949年にアートディレクターの座をスティグ・リンドベリに引き継ぐまで、約30年にわたりグスタフスベリの芸術性を牽引しました。リンドベリはコーゲの弟子であり、リサ・ラーソンはそのリンドベリの弟子、すなわちコーゲの孫弟子にあたります。 ストックホルム博覧会(1930年)のグスタフスベリ展示ブース。アルジェンタをはじめ、ファルスタ、カラッカなどが初公開された。Photo: Gustaf W. Cronquist / Public Domain アルジェンタは1920年代にコーゲが開発し、1930年のストックホルム博覧会で発表されたシリーズです。グリーンの施釉ストーンウェアに純銀を手作業で象嵌する技法が特徴で、その革新性は国際的な称賛を浴び、グスタフスベリの名を世界に知らしめました。1930年代末には画工や鋳造工など専属の職人が30名に達し、最盛期の1940年代にかけて多彩な形状で展開されました。「アルジェンタ」とは「銀色」を意味し、本体の装飾が銀色に彩られていることに由来しています。 伝統とミッドセンチュリーの境界に立つシリーズ アルジェンタの重厚な銀象嵌のデザインは、マイセン以来のヨーロッパ陶器の伝統を色濃く受け継いでいます。一方で、コーゲ自身がミッドセンチュリーの礎を築いた人物であることを考えると、アルジェンタはまさに伝統と革新の境目に位置する作品です。 ミッドセンチュリーの全盛期には、シンプルモダンなデザインが次々と登場し、伝統的な装飾陶器の多くは淘汰されていきました。しかしアルジェンタは1930年の発売から1970年代後半まで約半世紀にわたって製造が続けられました。ポップでシンプルなデザインが席巻するなかでも、トラディショナルなデザインとして受容され続けたという事実は、アルジェンタが時代を超えたデザイン的価値を有していることの証といえます。 伝統を出発点としたこのシリーズは、ミッドセンチュリーの全盛期を経て、石油危機に揺れる1970年代後半に静かにその歴史を閉じました。北欧陶器の近代化を見届けた、まさに歴史の生き証人ともいうべきシリーズです。 ■詳細スペック ・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ ・デザイナー:Wilhelm Kåge / ヴィルヘルム・コーゲ ・シリーズ名:Argenta / アルジェンタ ・年代:1930〜70年代 ・本作の製造年代(推定):1950年代なかば(同一ロットの小サイズカップに「SJBF 1905 1955」の記念銘があることから、一式が1955年前後に製作されたものと推定) ・製造国:スウェーデン ・素材:施釉ストーンウェア、銀象嵌 ・サイズ:直径5.7cm × 高さ5.7cm

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    ARABIA カレワラ/ Kalevala 1982年イヤープレート 北欧インテリア フィンランド製

    作家・ブランドのレビュー 星5
    丁寧な梱包と迅速な対応ありがとうございます。
    2026年4月21日
    by may55may
    北欧食器タックショミュッケさんのショップ
    北欧食器タックショミュッケからの返信
    無事にお届けできたとのこと、安心いたしました。 このたびは当店をご利用いただき誠にありがとうございました。 またご縁がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2026年4月21日 by may55may

    丁寧な梱包と迅速な対応ありがとうございます。

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    1960年代 グスタフスベリ ピンタ(Pynta)21cmプレート 北欧ヴィンテージ食器 スウェーデン製

    作家・ブランドのレビュー 星5
    遅くなり申し訳ございません。お品物無事届いております。とてもかわいくて使うのがもったいないです。ステキなお品物をありがとうございます😊
    2026年2月13日
    by applesider
    北欧食器タックショミュッケさんのショップ
    北欧食器タックショミュッケからの返信
    無事にお届けできて安心いたしました。 お言葉、とても嬉しく拝見しました。お品物を気に入っていただけて何よりです。 こちらこそ、このたびはありがとうございました。 またご利用をお待ち申し上げております。
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2026年2月13日 by applesider

    遅くなり申し訳ございません。お品物無事届いております。とてもかわいくて使うのがもったいないです。ステキなお品物をありがとうございます😊

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    グスタフスベリ ヴィンテージ ベルサ(Bersa)21cmプレート 1 北欧ヴィンテージ食器 スウェーデン製

    作家・ブランドのレビュー 星5
    本日届きました。丁寧に連絡もしてくださりありがとうございました。とても状態の良いきれいなプレートで、出会えて良かったです。ビンテージのものはやっぱり素敵ですね。ようこそ私の所へ。さっそく今日から大切にしながら使います。また機会がありましたらよろしくお願いします。どうもありがとうございました。
    2026年2月10日
    by Maya and Yuri
    北欧食器タックショミュッケさんのショップ
    北欧食器タックショミュッケからの返信
    このたびはご丁寧なレビューをありがとうございます。無事にお届けでき、状態にもご満足いただけたとのこと安心いたしました。 ベルサは復刻版も素敵ですが、ヴィンテージならではの色味やフォルムの良さが魅力的で、多くの方にそのことを知ってもらいたいと常々思っております。まさにおっしゃる通りでございます。 この度はご購入いただき誠にありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    作家・ブランドのレビュー 星5
    2026年2月10日 by Maya and Yuri

    本日届きました。丁寧に連絡もしてくださりありがとうございました。とても状態の良いきれいなプレートで、出会えて良かったです。ビンテージのものはやっぱり素敵ですね。ようこそ私の所へ。さっそく今日から大切にしながら使います。また機会がありましたらよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

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