▪▫❑⧉◻︎ 商品説明 ◻︎⧉❑▫▪
小さな刺繍を可愛いブローチにしました。
アンティークの雫チャームを蝙蝠の体に見立て、ビーズを使ったキラキラ輝く妖しい蝙蝠をブローチにしました。
▪▫❑⧉◻︎ 内容 ◻︎⧉❑▫▪
・クロスステッチのくるみボタンブローチ
・下記記載、噺の続き
▪▫❑⧉◻︎ 噺 ◻︎⧉❑▫▪
「フォースギア!蝙蝠が!...蝙蝠なのか?なんて言うか...キラキラした、あの」
ドタドタと駆け足の音と共にアズライトの声が聴こえる。
「宝石で出来た蝙蝠が家に入って来た!!」
その言葉にフォースギアは大きな溜息をついて、部屋からでてきた。
「北の魔女...相変わらず派手だねぇ」
「え?」
フォースギアの言葉にアズライトは驚いて蝙蝠へと振り返る。そこには、大きな雫のペンダントをした煌びやかな女性が立っていた。
「あらぁ?随分な挨拶ね。お互い鉱石を愛する仲間じゃない?」
「私はね、鉱物その物の姿を愛してるの。身を飾るためじゃないんだよ」
「ふふ、どちらも大した違いは無いわ」
そう言うと、ペンダントの石を愛おしそうに撫でた。
「どうせまた石を探しに来たんでしょ?」
「勿論よ、フォースギア。貴女の元に行けば、大概の石が集まっているもの。...私、黄昏の様な空色の耳飾りを作りたいの...貴女のコレクション、見せてくださる?」
「だぁかぁらぁ...私のコレクションは宝飾品にする為にあるんじゃないんだよ。石とはこのままの自然の造形美にこそ意味があるんだから!」
そう言いながら、二人の魔女は石が集められている部屋へと入っていった。
...次第に聴こえる石談義。楽しそうな声色と弾む会話。結構、石が好きであることにあの二人は違いがないのだ。
「北の魔女のが大人だね、フォースギア...」
1人残されたアズライトは呆れた声で呟いた。
▪▫❑⧉◻︎ 商品説明 ◻︎⧉❑▫▪
小さな刺繍を可愛いブローチにしました。
アンティークの雫チャームを蝙蝠の体に見立て、ビーズを使ったキラキラ輝く妖しい蝙蝠をブローチにしました。
▪▫❑⧉◻︎ 内容 ◻︎⧉❑▫▪
・クロスステッチのくるみボタンブローチ
・下記記載、噺の続き
▪▫❑⧉◻︎ 噺 ◻︎⧉❑▫▪
「フォースギア!蝙蝠が!...蝙蝠なのか?なんて言うか...キラキラした、あの」
ドタドタと駆け足の音と共にアズライトの声が聴こえる。
「宝石で出来た蝙蝠が家に入って来た!!」
その言葉にフォースギアは大きな溜息をついて、部屋からでてきた。
「北の魔女...相変わらず派手だねぇ」
「え?」
フォースギアの言葉にアズライトは驚いて蝙蝠へと振り返る。そこには、大きな雫のペンダントをした煌びやかな女性が立っていた。
「あらぁ?随分な挨拶ね。お互い鉱石を愛する仲間じゃない?」
「私はね、鉱物その物の姿を愛してるの。身を飾るためじゃないんだよ」
「ふふ、どちらも大した違いは無いわ」
そう言うと、ペンダントの石を愛おしそうに撫でた。
「どうせまた石を探しに来たんでしょ?」
「勿論よ、フォースギア。貴女の元に行けば、大概の石が集まっているもの。...私、黄昏の様な空色の耳飾りを作りたいの...貴女のコレクション、見せてくださる?」
「だぁかぁらぁ...私のコレクションは宝飾品にする為にあるんじゃないんだよ。石とはこのままの自然の造形美にこそ意味があるんだから!」
そう言いながら、二人の魔女は石が集められている部屋へと入っていった。
...次第に聴こえる石談義。楽しそうな声色と弾む会話。結構、石が好きであることにあの二人は違いがないのだ。
「北の魔女のが大人だね、フォースギア...」
1人残されたアズライトは呆れた声で呟いた。