▪▫❑⧉◻︎ 商品説明 ◻︎⧉❑▫▪
恋愛お守りのピアスになります。
光をイメージしたリボン、そしてレース編み。
調和の三角を結んだレース、順調に回る事を祈った歯車、恋が花咲きますように。
▪▫❑⧉◻︎ 内容 ◻︎⧉❑▫▪
・タディングレースとローズクォーツの恋守りピアス
・下記記載、噺の続き
▪▫❑⧉◻︎ 噺 ◻︎⧉❑▫▪
はぁ…大きな溜息がアズライトの部屋から聞こえる。その手には綺麗なローズクォーツの結晶を持っている。
「順調かい?」
手に世界樹のお茶が入ったカップを2つ抱えたフォースギアが笑顔で部屋に入ってきた。
「お得意様の大事な仕事なんでしょ?」
「…全く。僕は歯車職人だぞ!!何で…」
「「恋愛の御守りなんて」」
…アズライトは無言でフォースギアを睨んだ。自分が愚痴る内容をワザと被せて言ってきたのだ…意地悪な奴だ。
アズライトは主に街の工場や施設から委託され、特注で歯車を作るのが仕事だが、時に貴族より懐中時計や宝飾品を任される事もある。最初は時計の修理程度であったが、緻密な作業が評価され、稀に歯車から逸脱した仕事まで来るようになっていた。
「贔屓にしてくださる貴族のお嬢様の頼みなんだから、文句言わないの」
ムスッとしたアズライトを尻目に彼が持つローズクォーツを一撫ですると、小さく呪文を唱える。するとローズクォーツが光を放ち、小さな花を咲かせた。
「…おまじない。私も手伝うからさ、もう少し頑張ろう」
ヘラヘラと笑う魔女と相変わらずムスッと顔の職人が並んで同じお茶を同時に啜った。
▪▫❑⧉◻︎ 商品説明 ◻︎⧉❑▫▪
恋愛お守りのピアスになります。
光をイメージしたリボン、そしてレース編み。
調和の三角を結んだレース、順調に回る事を祈った歯車、恋が花咲きますように。
▪▫❑⧉◻︎ 内容 ◻︎⧉❑▫▪
・タディングレースとローズクォーツの恋守りピアス
・下記記載、噺の続き
▪▫❑⧉◻︎ 噺 ◻︎⧉❑▫▪
はぁ…大きな溜息がアズライトの部屋から聞こえる。その手には綺麗なローズクォーツの結晶を持っている。
「順調かい?」
手に世界樹のお茶が入ったカップを2つ抱えたフォースギアが笑顔で部屋に入ってきた。
「お得意様の大事な仕事なんでしょ?」
「…全く。僕は歯車職人だぞ!!何で…」
「「恋愛の御守りなんて」」
…アズライトは無言でフォースギアを睨んだ。自分が愚痴る内容をワザと被せて言ってきたのだ…意地悪な奴だ。
アズライトは主に街の工場や施設から委託され、特注で歯車を作るのが仕事だが、時に貴族より懐中時計や宝飾品を任される事もある。最初は時計の修理程度であったが、緻密な作業が評価され、稀に歯車から逸脱した仕事まで来るようになっていた。
「贔屓にしてくださる貴族のお嬢様の頼みなんだから、文句言わないの」
ムスッとしたアズライトを尻目に彼が持つローズクォーツを一撫ですると、小さく呪文を唱える。するとローズクォーツが光を放ち、小さな花を咲かせた。
「…おまじない。私も手伝うからさ、もう少し頑張ろう」
ヘラヘラと笑う魔女と相変わらずムスッと顔の職人が並んで同じお茶を同時に啜った。