空が泣く頃。
ルーナは雨音をも伴奏にした。
ときに静かに、ときに激しく。
打ちつける雨の向こうから、
それでも唄は聞こえてくる。
いつか晴れるよ、だから今は。
花は開くよ、だから今は。
空のナミダを映して、
哀しくもやさしい、音が降る、唄が降る。
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ご覧いただきありがとうございます。 Maria-no-te(マリアノテ)の逸原まりあです。
”物語のあるアクセサリー”「月の唄人-ルーナ-」シリーズの第3章です。
雨雲の向こうから唄を届ける、月の唄人のお話。
アクセサリーと併せてお楽しみください。
空のナミダ。(ピアス/イヤリング)【月の唄人-ルーナ-】
https://minne.com/items/17840956