続きです。
(おお、続いた…!)
漢方茶は薬膳茶に使われる植物たち。(植物以外もあるけど。)
他の草や植物とは違い、
もう何千年という歴史の中で
たっくさんの人々が
まさに自分の体で経験してきた上で、
薬と認識されるにいたった特別な生薬、ハーブたち。
パワーが詰まっているのです。
それぞれ個性のある、特有のパワーが。
そのパワーが体に入ったときに、
不要なら、おいしくない…とか、
うーん、っていう感じ。
その効果でもたらされるもの
(たとえば、精神安定とか)が
欲していたものであれば、
美味しい、と感じる。
そういう相性みたいなものが漢方茶では大切です。
その、どうかな?と、
味を感じようとしたとき、
同時に、体も静かに自分自身の反応をうかがっています。
例えば、私の場合、私は体質的に五味でいう苦味が大好き
(合う、ということでもある)なんですけど、
漢方茶で好きな苦味を舌で感じたとき、
うんまーー!!っと、
体の力がすーっと抜ける気がします。
私は漢方的にいうと”気滞”です。
無意識に緊張している力が抜けて、
すーっと気がめぐるのを感じます。
そうするとね、
体はラクになる=体は喜ぶ んです。
体がラクになると、潜在意識につながる。
これ、活字ではすごい説明が難しいんですが、
飲んでみて、じっくりその時間を味とともに
実感してみてください。
思考にまみれているときは降ってこない
インスピレーションや、
あ、あれやってみたいな、
みたいな想い、
こう在りたいな、という願いが
湧いてきます。
最初は、うーん?って感じかも。
でも、体の力が抜けると、
本当に、思考の前に、
体から発せられる、
自分の想いに気づきやすくなりますよ。
潜在意識、って聞くと、
なんかスピリチュアルで、
ふーん、って感じですが、
これは医学でも当たり前に
私たちの中にあるといわれる意識そのものです。
体の中にあるもの。
だからまず、体の巡りを良くし、
のびのびと体を開放してあげてみてください。