たまに、
散歩ついでに道のゴミを拾っている人を見かける。
そんな光景を見るたびに、
すごいなぁ。
自分も真似してみたいなぁと思う。
でも、いざ自分がやろうとすると、
なんだか恥ずかしい。
心の中で、
いろいろなブレーキがかかる。
どうして、
良いことなのに、
こんな気持ちになるんだろう。
最近、その理由が少しだけ見えてきた。
僕たちは、
世の中の「普通」という
ルールブックの中で生きている。
だから、
自分の中から生まれた純粋な優しさでさえ、
そのルールブックに書かれていないと、
「やりすぎじゃないかな。」
「いい人ぶっていると思われないかな。」
そんな気持ちが顔を出す。
そうして、
自分の優しさに目をつぶり、
「良い人」でいることだけに、
一生懸命になってしまう。
だから僕は、
ときどきルールブックを閉じてみたい。
世の中の空気よりも、
自分の中から生まれた優しさを、
少しだけ信じてみる。
そんな日があっても、
いいんじゃないかな。