リサ・ラーソン、グスタフスベリ時代の一点制作による陶彫
リサ・ラーソン(Lisa Larson)がスウェーデン・グスタフスベリのスタジオで制作した、母と子をモチーフにしたユニークピース(一点制作の陶彫作品)です。高さ44cm——この圧倒的なスケールは、リサ・ラーソンの一点ものの中でも際立っており、「置物」ではなく「立像」と呼ぶべき存在感を放っています。
■量産品との決定的な違い
リサ・ラーソンは「アフリカ(Afrika)」シリーズで母と子のモチーフを量産品として世に送り出しましたが、本作はその原型あるいは発展形にあたる、スタジオで一点だけ制作された作品と考えられます。
▲ 参考:アフリカシリーズの量産品「母と子の像」
▲ 本作(ユニークピース)
両者を比べると、その違いは歴然です。
・表情 — 量産品は顔の造形を省略していますが、本作にはアフリカの女性の穏やかな目鼻立ちと、子どもの無垢な表情が丁寧に作り込まれています
・構図 — 量産品は子どもを背中に負う姿ですが、本作は正面で子を抱きかかえる構図。母子の視線が見る者に向けられ、より親密な印象を与えます
・署名 — 量産品が筆によるサインであるのに対し、本作は焼成前の土に「Lisa L」の直筆サインが刻まれており、一点ものの制作工程であることの証です
■鮮烈な青の美しさ
ターバンとドレスを覆う青釉は、本作の最も印象的な要素です。釉薬の濃淡が表面の凹凸に沿って自然に変化し、深い藍から明るいコバルトまで豊かなグラデーションを生み出しています。筆致の揺らぎがそのまま残り、リサ・ラーソンの手が直接この像に触れた痕跡を感じ取ることができます。
この青は単なる着色ではなく、空間を引き締め、像全体に静謐な気品を与える構造的な役割を果たしています。
■作品としての意義
リサ・ラーソンのユニークピースには動物や単体人物像が多い中で、「母と子」という関係性を持った大型の立像は極めて希少です。母性という普遍的な主題を、甘さに流れることなく、静かな強さとして造形化した本作は、リサ・ラーソンの芸術家としての真価を伝える重要な作品といえます。
正面から見たときの安定した重心、母の包み込むような腕、子の無防備な姿勢——この構図が生み出す静けさは、長い時間をかけて鑑賞するほどに深みを増すものです。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・作品名:Woman with child / 母と子の像
・年代:1980年代頃
・製造国:スウェーデン
・サイズ:高さ 44cm × 幅 12cm
■コンディション
★★★★☆(4:美品)
青釉の発色は鮮やかで、表面にひびや欠けは見られません。底部のシャモット素地に焼成時に生じたとみられる窯割れがあります。これはシャモット陶器の制作工程で自然に生じるもので、構造的な問題はありません。「LISA L」の刻銘が確認できます。
■関連コレクション
・北欧ヴィンテージのオブジェ・インテリア・陶板
・新着商品
・希少アイテムコーナー
リサ・ラーソン、グスタフスベリ時代の一点制作による陶彫
リサ・ラーソン(Lisa Larson)がスウェーデン・グスタフスベリのスタジオで制作した、母と子をモチーフにしたユニークピース(一点制作の陶彫作品)です。高さ44cm——この圧倒的なスケールは、リサ・ラーソンの一点ものの中でも際立っており、「置物」ではなく「立像」と呼ぶべき存在感を放っています。
■量産品との決定的な違い
リサ・ラーソンは「アフリカ(Afrika)」シリーズで母と子のモチーフを量産品として世に送り出しましたが、本作はその原型あるいは発展形にあたる、スタジオで一点だけ制作された作品と考えられます。
▲ 参考:アフリカシリーズの量産品「母と子の像」
▲ 本作(ユニークピース)
両者を比べると、その違いは歴然です。
・表情 — 量産品は顔の造形を省略していますが、本作にはアフリカの女性の穏やかな目鼻立ちと、子どもの無垢な表情が丁寧に作り込まれています
・構図 — 量産品は子どもを背中に負う姿ですが、本作は正面で子を抱きかかえる構図。母子の視線が見る者に向けられ、より親密な印象を与えます
・署名 — 量産品が筆によるサインであるのに対し、本作は焼成前の土に「Lisa L」の直筆サインが刻まれており、一点ものの制作工程であることの証です
■鮮烈な青の美しさ
ターバンとドレスを覆う青釉は、本作の最も印象的な要素です。釉薬の濃淡が表面の凹凸に沿って自然に変化し、深い藍から明るいコバルトまで豊かなグラデーションを生み出しています。筆致の揺らぎがそのまま残り、リサ・ラーソンの手が直接この像に触れた痕跡を感じ取ることができます。
この青は単なる着色ではなく、空間を引き締め、像全体に静謐な気品を与える構造的な役割を果たしています。
■作品としての意義
リサ・ラーソンのユニークピースには動物や単体人物像が多い中で、「母と子」という関係性を持った大型の立像は極めて希少です。母性という普遍的な主題を、甘さに流れることなく、静かな強さとして造形化した本作は、リサ・ラーソンの芸術家としての真価を伝える重要な作品といえます。
正面から見たときの安定した重心、母の包み込むような腕、子の無防備な姿勢——この構図が生み出す静けさは、長い時間をかけて鑑賞するほどに深みを増すものです。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・作品名:Woman with child / 母と子の像
・年代:1980年代頃
・製造国:スウェーデン
・サイズ:高さ 44cm × 幅 12cm
■コンディション
★★★★☆(4:美品)
青釉の発色は鮮やかで、表面にひびや欠けは見られません。底部のシャモット素地に焼成時に生じたとみられる窯割れがあります。これはシャモット陶器の制作工程で自然に生じるもので、構造的な問題はありません。「LISA L」の刻銘が確認できます。
■関連コレクション
・北欧ヴィンテージのオブジェ・インテリア・陶板
・新着商品
・希少アイテムコーナー