鉱石コレクターのアクセサリー工房「けづくろいアカデミー」にようこそ。
鉱物標本、エメラルドの原石をご紹介いたします。
◆エメラルドについて
「緑色の宝石」の頂点に君臨するエメラルドは、古くはクレオパトラがコレクションしたとも言われる、歴史のある宝石です。
鉱物名は「緑柱石」あるいは「ベリル」で、色違いの宝石としては、アクアマリン(青)、モルガナイト(ピンク)、ゴシェナイト(透明)が有名です。
アクアマリンが「素直に成長した結晶」であるのに対し、エメラルドは「本来は混ざらないものが」「強制的に」「局所的に」「歪んだ条件で」「変な場所に」「変な結晶として」生まれたもので、ほぼ事故の産物のような宝石です。
そのため、有名な宝石としては唯一、気泡や内包物があることが「エメラルドという石の特徴」として、一概にマイナス評価にならない鉱物でもあります。
◆タンザニア産のエメラルドについて
エメラルドの産地と言えば、南米コロンビアが有名です。他にも産地はありますが、コロンビアのものが最も良いとされています。
アフリカではザンビア産が知られていますが、この標本はザンビアの隣、タンザニアで産出しました。
ザンビア/タンザニアには、エメラルドが産出する条件がともに整っており、ザンビア産エメラルドは南米に比べて少し落ち着いたカラーの石としてそれなりに人気があります。
タンザニアで産出するエメラルドは、ザンビアよりも小さな石が多く、量も少ないので、世界の宝石市場の主役になるほどではありません。
何より、タンザニアでは「タンザナイト」や「サファイア」といった人気の宝石が産出する国なので、他の産地に比べて競争力の低いエメラルドにはあまり力が入っていません。
この標本については、「タンザニア産だから希少」というほどではなく、「宝石として高い評価を受けている産地ではない」ということ、また一方で、以下の通り「エンハンスメント/トリートメント」がされた可能性の少ない理由の一つであることをご理解いただければと思います。
◆エメラルドの「処理」について
大きな産地では、エメラルドは原石の状態(カットする前)で、気泡やクラックを埋めるための含侵処理が行われます。
含侵処理とは、ヒビや気泡のあるエメラルドを、オイルや樹脂に浸して、ヒビや気泡を目立たせなくする工程のことです。
これは、「この原石は宝石として研磨/流通させることができるか」を判断するための工程でもあるため、トップクラスの例外を除いて、ほぼ全ての原石が問答無用でオイルや樹脂の含侵処理工程に回されます。
一方、このエメラルドの標本は、画像の通り、白い部分が多く見えていることから、オイルや樹脂の含侵処理がされていないことが分かります。
また、緑色の艶のある部分をルーペで確認すると、黒いインクルージョンが点々と見えます。これも、含侵処理がされていないエメラルドの特徴でもあり、含侵処理が済んでいると、この黒い点はもう少しぼやけて見えるはずです。
タンザニアという、大規模な採掘や処理が行われていない地域であること、また、高さ1センチ程度という大きさからも、「宝石」として流通させるための含侵処理は合理的ではありません。
「見た目」だけではなく、産地の情報からも、「未処理」ということが分かります。
◆標本の台について
このエメラルドの「台」は、プラスチックではなく、ガラスを使用しています。
石が小さいので、あまり大きな台はバランスが悪いのですが、小さいプラスチックの台だと安定が悪いので、正方形のガラスの台を採用しました。
ガラスはもちろん人工物ですが、主成分は石英ですので、鉱物との相性は悪くなさそうです。
エメラルドの下には一般的なミネラルタック(粘土状のもので、比較的硬くなりにくく、扱いやすいもの)を使用しています。
配送の過程でミネラルタックから標本が外れてしまう可能性もありますが、その際はミネラルタックを指先で丸めて、標本を乗せてください。
基本的にミネラルタックは簡単に取れますが、このエメラルドにはクラックが多いので、ミネラルタックから外す際はエメラルドが欠けないよう、ゆっくり慎重に外してください。
鉱石コレクターのアクセサリー工房「けづくろいアカデミー」にようこそ。
鉱物標本、エメラルドの原石をご紹介いたします。
◆エメラルドについて
「緑色の宝石」の頂点に君臨するエメラルドは、古くはクレオパトラがコレクションしたとも言われる、歴史のある宝石です。
鉱物名は「緑柱石」あるいは「ベリル」で、色違いの宝石としては、アクアマリン(青)、モルガナイト(ピンク)、ゴシェナイト(透明)が有名です。
アクアマリンが「素直に成長した結晶」であるのに対し、エメラルドは「本来は混ざらないものが」「強制的に」「局所的に」「歪んだ条件で」「変な場所に」「変な結晶として」生まれたもので、ほぼ事故の産物のような宝石です。
そのため、有名な宝石としては唯一、気泡や内包物があることが「エメラルドという石の特徴」として、一概にマイナス評価にならない鉱物でもあります。
◆タンザニア産のエメラルドについて
エメラルドの産地と言えば、南米コロンビアが有名です。他にも産地はありますが、コロンビアのものが最も良いとされています。
アフリカではザンビア産が知られていますが、この標本はザンビアの隣、タンザニアで産出しました。
ザンビア/タンザニアには、エメラルドが産出する条件がともに整っており、ザンビア産エメラルドは南米に比べて少し落ち着いたカラーの石としてそれなりに人気があります。
タンザニアで産出するエメラルドは、ザンビアよりも小さな石が多く、量も少ないので、世界の宝石市場の主役になるほどではありません。
何より、タンザニアでは「タンザナイト」や「サファイア」といった人気の宝石が産出する国なので、他の産地に比べて競争力の低いエメラルドにはあまり力が入っていません。
この標本については、「タンザニア産だから希少」というほどではなく、「宝石として高い評価を受けている産地ではない」ということ、また一方で、以下の通り「エンハンスメント/トリートメント」がされた可能性の少ない理由の一つであることをご理解いただければと思います。
◆エメラルドの「処理」について
大きな産地では、エメラルドは原石の状態(カットする前)で、気泡やクラックを埋めるための含侵処理が行われます。
含侵処理とは、ヒビや気泡のあるエメラルドを、オイルや樹脂に浸して、ヒビや気泡を目立たせなくする工程のことです。
これは、「この原石は宝石として研磨/流通させることができるか」を判断するための工程でもあるため、トップクラスの例外を除いて、ほぼ全ての原石が問答無用でオイルや樹脂の含侵処理工程に回されます。
一方、このエメラルドの標本は、画像の通り、白い部分が多く見えていることから、オイルや樹脂の含侵処理がされていないことが分かります。
また、緑色の艶のある部分をルーペで確認すると、黒いインクルージョンが点々と見えます。これも、含侵処理がされていないエメラルドの特徴でもあり、含侵処理が済んでいると、この黒い点はもう少しぼやけて見えるはずです。
タンザニアという、大規模な採掘や処理が行われていない地域であること、また、高さ1センチ程度という大きさからも、「宝石」として流通させるための含侵処理は合理的ではありません。
「見た目」だけではなく、産地の情報からも、「未処理」ということが分かります。
◆標本の台について
このエメラルドの「台」は、プラスチックではなく、ガラスを使用しています。
石が小さいので、あまり大きな台はバランスが悪いのですが、小さいプラスチックの台だと安定が悪いので、正方形のガラスの台を採用しました。
ガラスはもちろん人工物ですが、主成分は石英ですので、鉱物との相性は悪くなさそうです。
エメラルドの下には一般的なミネラルタック(粘土状のもので、比較的硬くなりにくく、扱いやすいもの)を使用しています。
配送の過程でミネラルタックから標本が外れてしまう可能性もありますが、その際はミネラルタックを指先で丸めて、標本を乗せてください。
基本的にミネラルタックは簡単に取れますが、このエメラルドにはクラックが多いので、ミネラルタックから外す際はエメラルドが欠けないよう、ゆっくり慎重に外してください。
サイズ
エメラルド:サイズ 約1センチ×直径約5ミリ
発送までの目安
3日
配送方法・送料
宅配便
0円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
■天然石の明細
・エメラルド:サイズ 約1センチ×直径約5ミリ
・産地:タンザニア、マガラ鉱山
※小さい鉱物標本です。「思ったより小さかった」ということのないよう、サイズをよくご確認ください。
※インクルージョンを観察する場合、ルーペを使用されることをおすすめします。
■天然石について
この天然石は、鉱物標本としての性質上、多数の内包物やヒビ(クラック)があります。
取り扱う際は、衝撃を与えないよう、細心の注意を払ってください。特に、ミネラルタックから外す際に、石が大きく欠ける可能性がありますので慎重に作業をしてください。
パソコン環境やモニター設定により、色、質感等が、実物とは違って見える場合も考えられますのであらかじめご了承下さい。
■配送/梱包について
鉱物標本が破損しないよう、また、台座から離れないように梱包いたしますが、運搬時の衝撃で台座から離れる可能性がございます。
鉱物標本の固定に利用している「ミネラルタック」は硬化が遅く、指で丸めなおしていただければ再利用可能です。外れていた場合はお好みの角度で固定しなおしてください。
ただし、一度固定したものを外す場合、割れる可能性がありますので、留めなおす場合は慎重に作業してください。
■発送について
こちらの鉱物標本は、追跡が可能な配送サービスを利用します。サイズの都合上、ポスト投函ではない場合もありますのでご了承ください。
また、ご注文後はなるべく早く発送するようにいたしますが、土日の発送になる場合もございます。ご理解・ご了承いただければ幸いです。