作品説明
スウェーデンの老舗食器メーカー、グスタフスベリの定番ベルサ(Berså)のエッグカップです。こちらはヴィンテージとなります。デザイナーはスウェーデンを代表するミッドセンチュリーの巨匠スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)です。リンドベリは1960年にこちらの葉っぱ柄のデザインを創作しました。Berså(ベショー、ベルショー)とは近年ではスウェーデン語ではあまり使用されない言葉ですが、東屋(あずまや)の意味で、公園の一隅などで一休みするために設けられたスペースのことです。
北欧は一年の半分が冬といっても過言ではない地域です。寒さが厳しいだけでなく、冬場の日照時間は4、5時間程度しかありません。北欧食器の特徴はそのような冬の日であっても温かみが感じられるデザインに溢れている点です。ベルサの青々とした緑には、北欧の冬にあっても新緑を思わせる温かみがあります。
ベルサエッグカップには復刻版もありますが、お椀型で丸みを帯びたフォルムとなっています。寸胴型はヴィンテージ独自のフォルムとなります。
また復刻版はヴィンテージに比べて浅い緑色で葉っぱの形も均一です。ヴィンテージの特徴は緑色の鮮やかさと一枚一枚の葉っぱに微妙な揺らぎが見られる点です。またバックスタンプも美しく独自のものとなっています。復刻版はバックスタンプは同社の錨のマークとなっており、ベルサのオリジナルのバックスタンプはなくなっています。
クロモトリック — ベルサの転写印刷技法
ベルサの模様はクロモトリック(kromotryck)と呼ばれる転写印刷で施されています。あらかじめ模様が印刷された転写紙(デカール)を水に浸して台紙から剥がし、素地に一枚ずつ手作業で貼り付けたあと焼成して定着させる技法で、緑と黒の2色が用いられています。
素材はフリント陶器(flintgods)です。フリント陶器とは火打ち石(フリント)を混ぜた多孔質の陶器で、グスタフスベリが日用食器の量産に用いた素材です。焼結しないため液体を吸収する性質があり、表面を釉薬で覆うことで防水性を確保しています。復刻版はすべてボーンチャイナ(benporslin)で製造されており、素地の質感や重さがオリジナルとは異なります。
■詳細スペック
メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
デザイナー:Stig Lindberg / スティグ・リンドベリ
シリーズ:Berså / ベルサ
年代:1961年〜1974年
製造国:スウェーデン
コンディション:★★★★☆(4.5:極美品)複数在庫品
■サイズ
直径約4.7cm 高さ約4cm
「遊び心の天才」スティグ・リンドベリ
スティグ・リンドベリは1916年、スウェーデン北部ウメオに生まれました。ストックホルムの工芸デザイン学校(現コンストファック)で絵画を学んだ後、1937年にグスタフスベリ磁器工場に入り、当時のアートディレクターであったヴィルヘルム・コーゲの薫陶を受けます。
コーゲは「美しいものを、すべての人の手に届く価格で」という信念を持つデザイナーでした。その精神を受け継いだリンドベリは、1949年にコーゲの後任としてアートディレクターに就任。1957年までその職を務め、1970年代はじめから1980年まで再び務めて、グスタフスベリの黄金期を築き上げます。陶磁器のみならずガラス、テキスタイル、工業デザイン、絵本の挿絵まで手がけた万能の創作者でした。
ベルサの誕生 — 「東屋」の緑
「Berså(ベルサ)」とはスウェーデン語で「東屋(あずまや)」を意味します。木漏れ日が差し込む庭園のパーゴラ、そこに揺れる青々とした葉。北欧の長い冬を過ごす人々にとって、夏の庭は特別な場所でした。リンドベリは1960年にこのデザインを完成させ、1961年から生産が開始されました。
一年の半分が暗く寒い冬に閉ざされるスウェーデンで、この鮮やかな緑の葉のパターンは食卓に夏の庭園を持ち込むものでした。当時の「フォルクヘム(国民の家)」思想 ── 美しいものをすべての国民に届けるという理念のもと、ベルサは一般家庭に広く普及しました。
前述のクロモトリック(転写)技法は、大量生産でありながらすべての工程に人の手が介在する ── それがヴィンテージのベルサに宿る温もりの理由です。
コンディション:複数在庫品
使用歴のないデッドストック品です。保存中に生じたごくわずかなペイントロスが表面やバックスタンプに見られる場合がありますが、発色に優れたトップコンディションに準ずる極美品です。本品は複数在庫品となります。在庫品はすべて写真と同等のコンディションとなります。個別の風合いをご確認の場合はお問い合わせください。
スウェーデンの老舗食器メーカー、グスタフスベリの定番ベルサ(Berså)のエッグカップです。こちらはヴィンテージとなります。デザイナーはスウェーデンを代表するミッドセンチュリーの巨匠スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)です。リンドベリは1960年にこちらの葉っぱ柄のデザインを創作しました。Berså(ベショー、ベルショー)とは近年ではスウェーデン語ではあまり使用されない言葉ですが、東屋(あずまや)の意味で、公園の一隅などで一休みするために設けられたスペースのことです。
北欧は一年の半分が冬といっても過言ではない地域です。寒さが厳しいだけでなく、冬場の日照時間は4、5時間程度しかありません。北欧食器の特徴はそのような冬の日であっても温かみが感じられるデザインに溢れている点です。ベルサの青々とした緑には、北欧の冬にあっても新緑を思わせる温かみがあります。
ベルサエッグカップには復刻版もありますが、お椀型で丸みを帯びたフォルムとなっています。寸胴型はヴィンテージ独自のフォルムとなります。
また復刻版はヴィンテージに比べて浅い緑色で葉っぱの形も均一です。ヴィンテージの特徴は緑色の鮮やかさと一枚一枚の葉っぱに微妙な揺らぎが見られる点です。またバックスタンプも美しく独自のものとなっています。復刻版はバックスタンプは同社の錨のマークとなっており、ベルサのオリジナルのバックスタンプはなくなっています。
クロモトリック — ベルサの転写印刷技法
ベルサの模様はクロモトリック(kromotryck)と呼ばれる転写印刷で施されています。あらかじめ模様が印刷された転写紙(デカール)を水に浸して台紙から剥がし、素地に一枚ずつ手作業で貼り付けたあと焼成して定着させる技法で、緑と黒の2色が用いられています。
素材はフリント陶器(flintgods)です。フリント陶器とは火打ち石(フリント)を混ぜた多孔質の陶器で、グスタフスベリが日用食器の量産に用いた素材です。焼結しないため液体を吸収する性質があり、表面を釉薬で覆うことで防水性を確保しています。復刻版はすべてボーンチャイナ(benporslin)で製造されており、素地の質感や重さがオリジナルとは異なります。
■詳細スペック
メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
デザイナー:Stig Lindberg / スティグ・リンドベリ
シリーズ:Berså / ベルサ
年代:1961年〜1974年
製造国:スウェーデン
コンディション:★★★★☆(4.5:極美品)複数在庫品
■サイズ
直径約4.7cm 高さ約4cm
「遊び心の天才」スティグ・リンドベリ
スティグ・リンドベリは1916年、スウェーデン北部ウメオに生まれました。ストックホルムの工芸デザイン学校(現コンストファック)で絵画を学んだ後、1937年にグスタフスベリ磁器工場に入り、当時のアートディレクターであったヴィルヘルム・コーゲの薫陶を受けます。
コーゲは「美しいものを、すべての人の手に届く価格で」という信念を持つデザイナーでした。その精神を受け継いだリンドベリは、1949年にコーゲの後任としてアートディレクターに就任。1957年までその職を務め、1970年代はじめから1980年まで再び務めて、グスタフスベリの黄金期を築き上げます。陶磁器のみならずガラス、テキスタイル、工業デザイン、絵本の挿絵まで手がけた万能の創作者でした。
ベルサの誕生 — 「東屋」の緑
「Berså(ベルサ)」とはスウェーデン語で「東屋(あずまや)」を意味します。木漏れ日が差し込む庭園のパーゴラ、そこに揺れる青々とした葉。北欧の長い冬を過ごす人々にとって、夏の庭は特別な場所でした。リンドベリは1960年にこのデザインを完成させ、1961年から生産が開始されました。
一年の半分が暗く寒い冬に閉ざされるスウェーデンで、この鮮やかな緑の葉のパターンは食卓に夏の庭園を持ち込むものでした。当時の「フォルクヘム(国民の家)」思想 ── 美しいものをすべての国民に届けるという理念のもと、ベルサは一般家庭に広く普及しました。
前述のクロモトリック(転写)技法は、大量生産でありながらすべての工程に人の手が介在する ── それがヴィンテージのベルサに宿る温もりの理由です。
コンディション:複数在庫品
使用歴のないデッドストック品です。保存中に生じたごくわずかなペイントロスが表面やバックスタンプに見られる場合がありますが、発色に優れたトップコンディションに準ずる極美品です。本品は複数在庫品となります。在庫品はすべて写真と同等のコンディションとなります。個別の風合いをご確認の場合はお問い合わせください。
作品情報
サイズ
本文参照
発送までの目安
3日
配送方法・送料
宅配便
0円(追加送料:0円)
全国一律
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購入の際の注意点
■商品のサイズ感について
商品写真はコンディションがよく分かるように接写しています。そのため実際の商品は小さく感じられる場合があります。木のスプーンは商品の付属物ではなくサイズ比較用です。長さは13cmとなります。
■返品について
配送後の商品は、以下の場合に限り、返品・交換をお受けいたします。
▷配送途中の事故等による破損、またはご注文の商品と違うものが届いた場合
▷商品ページの説明にない瑕疵が確認された場合
※ただし、ヴィンテージ食器特有の支柱跡(目跡)・貫入、釉薬の下にある(釉薬がかぶった)凹みや傷は製造時に生じたものであり使用上の瑕疵ではありません。支柱跡についてはほぼすべての取扱商品に見られるため、説明を割愛する場合がございます。
▷返品に際しては大変お手数ですが、到着後一週間以内に返品・交換希望のご連絡をお願いいたします。