【とある吟遊詩人の手記】
かつて、この地に二人の聖女がいた。
赤の聖女は命を司り、
白の聖女は時を司った。
聖女は、訪れる者たちの悩み、嘆き、悲しみに寄り添い、貴賤の別なく祝福を与えた。
丘の上に佇むルミエラの神殿で、鳥の歌を口ずさみ、風と踊り、花と微笑むその姿は民衆の憧憬となり、
恋にも似た敬愛や思慕の念を誰もが抱いたという。
やがてその身が老いさらばえ、時代や人々が移り変わる中、
聖女だけが若く美しい姿のままであっても、誰も何も言わなかった。
皆、気付いていたのだ。聖女が人ではないことを。
そして信じたかったのだ。この聖女たちこそ、人の世に降り立った我らの神なのだと。
#ユヴェルの神話
【とある吟遊詩人の手記】
かつて、この地に二人の聖女がいた。
赤の聖女は命を司り、
白の聖女は時を司った。
聖女は、訪れる者たちの悩み、嘆き、悲しみに寄り添い、貴賤の別なく祝福を与えた。
丘の上に佇むルミエラの神殿で、鳥の歌を口ずさみ、風と踊り、花と微笑むその姿は民衆の憧憬となり、
恋にも似た敬愛や思慕の念を誰もが抱いたという。
やがてその身が老いさらばえ、時代や人々が移り変わる中、
聖女だけが若く美しい姿のままであっても、誰も何も言わなかった。
皆、気付いていたのだ。聖女が人ではないことを。
そして信じたかったのだ。この聖女たちこそ、人の世に降り立った我らの神なのだと。
#ユヴェルの神話