★6/20★たいせつに思う気持ちこそ。

★6/20★たいせつに思う気持ちこそ。

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店主とーこです。こんにちは。 梅雨明けが待ち遠しいですね! みなさまお元気ですか。 わたくし、気が早いので( *´艸`)秋口に向けて 「正絹の長襦袢をあつらえよう」と思っていました。 生地から選んで、融通の利く袖丈にして…ルンルン…♪ けれど、、、止めました。そのときのお話を ↓ ↓ ↓聞いてください~ ↓ ↓ ↓ その日、地元では老舗と呼ばれる呉服店を訪れると、 老主人は、私が持っていた帯バッグをひと目見て 『それが(果たして)帯なんですか?』と冷ややかにのたまいました💦 さらには、『正絹の肌触りが大好きなので、思い切って』 と話しかけた私に、2度も 化繊の長襦袢(二重価格)を示して、 『あなただけに特別価格!』 とも(苦笑)・・・そりゃ化繊が便利ですけどね!? ああ・・・【ニーズの把握ゼロ】 どんな着物をどんな風に着るための長襦袢なのか【掘り下げゼロ】。 わたしの着物に対するスタンスを何も確かめず、 足もとを見て、お店の都合で 「ただ・売りたいものを・売りたい」のです。 ふと見れば、隣では若いお嬢さんが、けたたましい色柄の振袖を着せかけられチヤホヤされています。 私はすべてを悟りました・・・ 結果、内金だけを入れる羽目になりましたが、 敢えてその日は採寸をしなかったので、 明日あらためてキャンセルのご連絡をしたいと思います。 方や、先日出逢った別の老舗呉服店のオーナー様は私に、 『帯や着物が、日常から縁遠くなったのは、われわれ呉服店の責任も重いんです』 と、ぽつりとひと言おっしゃいました。 そのひと言を聞いて、私は胸が熱くなりました。 着物も帯も、「たいせつに・愛でて・着て」 楽しみながら使うのがイチバン! そのための取り組みの、いちばん外れのほうに、 私たちの「帯BAG」が ちょこんと居られればシアワセです✨ うまく言えませんが、皆様、これからも 小梅や[Touko’s Gallery]をよろしくお願いいたします。 ~季節柄、だいぶ蒸してきましたので、みなさま、お身体ご自愛くださいね~ 店主・とーこ

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