作品に適した材を選びます。木は同じ樹種の木材でも質感が違い、節が多いもの、赤いもの、白っぽいもの、赤身と白身の混ざったものや、木目模様が真っすぐな柾目、木目模様が複雑な板目など様々あります。どのようにしたら見栄えの良い作品になるか、節は普段見えない裏側に使おうか、白くてきれいだから表に、この赤身が固いから底板に使おう等、数ある材より適材適所で選定します。 写真は杉の間柱という木材です。3mの木材で、赤身や白身、黒いのが節です。
