夏、空に向かってどんどん伸びて、上から幾つもの花を滝のように降らせるノウゼンカズラ。
漢字で凌霄花。漢文で「空(霄)を凌ぐ花」という意味です。中国原産で、平安時代に渡来してます。ちなみに、英語ではTrumpet vine。「トランペット(のような花)の蔦」という意味です。
空を凌ぐ勢いで他の木や壁などを昇り、鮮やかに朱色の花を咲かせる姿は壮観です。真夏の青空がよく似合います。いわゆる「夏らしさ」ではヒマワリに匹敵すると(個人的には)思います。
今回、はじめてノウゼンカズラを描きました(本人は2度目だと思っていたのですが、どうやらはじめてのようです)。
鮮やかな朱色を表現したくて、あえて薄い水色を背景に。また、クロアゲハを配置して、ちょっとストップモーションぽく描いてみました。シンプルな構図は(ちょっとだけ)日本画を意識してます。
苦戦するかと思いましたが、葉も花も特徴が明確なので、意外と描きやすかったです。一輪描くごとに華やかになるので、とても楽しく描かせてもらいました(*´∀`)♪
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