最近、めっきり寒さに弱くなりました😢
昔は、どちらかというと「冬に元気になるタイプ」で、寒風の中でも薄着で動き回っていました。ですが、ここ数年、北風が身に染みるようになりました。横浜の冬など至って平穏なのですが、ちょっと外に出ると震えてしまいます。そんな寒さの中で、歳を重ねるごとに好きになっていったのが、梅の花です。
春に先駆けて咲くありがたさ。小さく丸い花の愛らしさ。ほのかに漂う爽やかな梅が香。
「まだ、梅は咲かないかな?」
新年が明けた頃からソワソワしてしまいます。
近所には、幾つか「個人的な梅の名所」があります。金井公園、第六天神社の枝垂れ梅、買い物帰りに通りがかる畑の梅などなど。
どれもささやかな場所ですが、毎年、見事に咲いてくれるのが嬉しくて、毎年、撮影してしまいます(インスタ@kirin045をご覧ください😊)。寒い2月も、「梅の名所」を目標にして歩けば足取りも軽くなる。ありがたいなぁと思います。個人的に、いろいろな「花の名所」を持っているのは、ちょっとした自慢です😁🌸🌺🌷🌹🌼✨
昔から人々に愛される梅。ご存知のとおり、日本文化に欠かせない花です。大伴旅人や菅原道真など様々な逸話が残っていたり、梅鉢紋など図案や意匠に用いられたり。身近で春に先駆けて咲く花は、誰にとっても好ましい。
素晴らしい絵もたくさん残っています。広重の「名所江戸百景 亀戸梅屋敷舗」や鈴木春信の「夜の梅」などが傑作として世界中に知られています。特に広重の梅屋敷はゴッホら多くの画家に影響を与えました。ドーンと大きな枝を描き、その背後に満開の梅林と花見を楽しむ人々を描く。大胆で斬新。傑作揃いの「名所江戸百景」の中でも、特に素晴らしい1枚です。
数ある梅の絵の中で、個人的に一番好きなのが、尾形光琳「紅白梅図屏風」です。
二曲一双の金屏風。中心に黒く渦巻く川が流れ、その両岸に、竜の如くうねる紅白の梅が大きく描かれています。その躍動感の素晴らしさ。老いてなお、ひこばえまで伸ばして花を咲かせる梅の木の生命力。それでいて、どこか静けさを感じさせる佇まい。画集で何度も見ては、本物見たいなぁと思っています。所蔵はMOA美術館。屏風絵は、目の前で、然るべき角度から見ると絵が飛び出してくる。あの紅梅と白梅、きっと迫力すごいでしょうね😄🌸🌸🌸✨
昨年、恐れ多くも、「紅白梅図屏風」を真似して、梅の絵を一枚描きました。大変苦労しましたが、おかげさまで満足のいく一枚が描けました🙌…まあ、世間の反応はイマイチでしたけどね😅
光琳のようにはいかないけれど、自分が表現したいものは描けました。ゴツゴツと伸び伸びとした幹や枝。描いていて楽しい。梅の魅力は花だけでなく、枝ぶりや幹の姿にもあるのだと思いました。広重も光琳も、花よりもむしろ幹や枝を描いているのは、そこにこそ「梅の命」があると考えたのでしょうか?
今年も梅の季節がはじまりました。花はもちろん、木の姿全体も見て楽しみたい。枝ぶりや幹の姿を楽しめるのも、葉が出ていない今のうちかもしれません🌸🌸🌸✨
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