寒くなってまいりました。晴れていても、吹く風の冷たさが体を震わせますね🥶
冬のはじまりを告げる花もいくつかありますが、サザンカもその一つ🌺✨
透明度の高い青空に、マゼンタ色の花、三原色同士で、とても映えます。童謡「たきび」や「サザンカの宿」など歌の題材になったり、神戸市や鳥取市など多くの市町村で町の木や花として指定されています。
このように身近で親しまれているサザンカですが、よく問題になるのが「ツバキとの違いが分からない」こと。いろいろあるでしょうが、ここでは2つ紹介します。
①花が散るときに、
花びらが1枚ごと散る→サザンカ
花が丸ごと落ちる →ツバキ
②雄しべが、
癒着せず開いている →サザンカ
癒着して花柱をつくる→ツバキ
大体、これで分かると思います(八重咲きとかもありますけどね😅)。サザンカの花びらが寒風に舞って、落ち葉の上に落ちて、ピンクの絨毯になるのが、個人的に好きです。
ところで、サザンカとツバキの違いで、個人的に最近まで勘違いをしていたことがありまして…。
それは「サザンカは徒花で、実を結ばない」ということ。
個人的にもサザンカの実を見たことがなく、そういうものだと思っていました。園芸品種にはよくあることですし…。
ところが、今回これを書くにあたって調べていたところ、サザンカも実をつけるとの記述を発見。しかも、種から育つこともあると…。
今まで間違っていました。何だか、サザンカに申し訳ない気持ちで一杯です🙏✨
実は花が咲いた翌年の9〜10月に丸く、産毛の生えた実をつけるのだそう。実が弾けて、半円状の種が溢れるのはツバキと同じですね。実の殻や落ちた種など、この冬、ちょっと意識して探してみようと思います。
この冬もあちこちの垣根で、サザンカの花を眺めながら、足取り軽く歩きたい。たきびと焼き芋があれば言う事なしなのですが😁🌺🍂🍠✨
https://minne.com/items/41812225
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