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占星術で、あなたの人生のテーマを写真詩に。
あなたが生まれた日の太陽の「サビアンシンボル」を読み解き、
一枚の解説カードと、
一篇の写真詩にしてお届けします。
☆@ちゃんと生きた時間
私には、天国に@ちゃんという子がいます。
@ちゃんは、生まれてから生き終えるまでの4ヶ月半を病院で過ごしました。
私は、@ちゃんの小さなベッドのまわりを、たくさんのおもちゃやぬいぐるみで埋めつくしました。
病院という場所の中でも、少しでも@ちゃんの「生きる」を楽しい世界にしてあげたかったから……。
「ICUランド」と呼んで、ディズニーの音楽も聴かせてあげて。
毎日面会に行き、この世の素晴らしさを語り尽くしました。
@ちゃんを見送るときも、エレクトリカルパレードの音楽をかけて、
【天使の入学式】としてお祝いしました。
あれからずっと……
「生きる」ということは、私にとって大きなテーマになりました。
限りある時間の中で、私は何を大切にして生きたいんだろう。
その問いは形を変えながら、ずっと私の中にあったように思います。
☆私とサビアンシンボルとの出会い
それからずっと後になって、私は西洋占星術と出会いました。
その中で知ったもののひとつが、
「サビアンシンボル」です。
サビアンシンボルとは、ホロスコープの360度、ひとつひとつにある象徴的なイメージ。
1925年、占星術家マーク・エドモンド・ジョーンズと、霊能力をもつエリス・フィラーによって生み出した…
ホロスコープの360度一度ずつの象徴的なイメージ。
私はそれを、
360度、ひとつひとつにある
「星のことば」のようなもの
だと感じています。
正確には「星」ではないのですが、
宇宙から届くエネルギー……
メッセージ……
私自身は、そんな感覚で受け取っています。
西洋占星術で「太陽」は、その人の人生の大切なテーマを表します。
そして、自分の太陽のサビアンシンボルを知ったとき、衝撃が走りました。
私の太陽のサビアンシンボルは、
「病院の小児病棟にあるたくさんのおもちゃ」
真っ先に浮かんだのが、@ちゃんのベッドでした。
あの小さなベッドのまわりを、私はたくさんのおもちゃやぬいぐるみで埋めつくしていたから。
何も知らなかったあの頃の私がしていたことが、
ずっと後になって知った自分の太陽のシンボルの中に、まるでそのまま描かれているように感じたのです。
もちろん、サビアンシンボルが@ちゃんとの出来事を予言していた、ということではありません。
でも私にとっては、
自分が歩いてきた人生と、
星に描かれた象徴が重なった瞬間
でした。
☆サビアンシンボルを知ること
それから私は、サビアンシンボルに夢中になりました。
辞典のように分厚いサビアンシンボルの本を開いては、毎日のように食い入るように読みました。
自分の太陽だけではありません。
牡羊座から順番に、ひとつ、またひとつ。
牡牛座、双子座、蟹座……と、360度のシンボルを読み進めていきました。
何周読んだか分かりません。
すると、不思議な感覚になりました。
順番にたどっていくと、そこにひとつの大きな流れが見えてくる。
生まれて、
外の世界と出会って、
誰かと関わって、
傷ついたり、迷ったり、
何かを手放したり、
また新しい自分に出会ったり。
それは…
魂が少しずつ成長していく物語。
あるいは、
人の心を360の風景で描いた
大きな曼荼羅。
自分とはまったく違う価値観もある。
自分には思いつかなかった生き方もある。
それでも、ひとつひとつのシンボルをたどっていくうちに、
「こんな生き方もあるんだ」
「こんな世界の見方もあるんだ」
と、少しずつ自分の世界が広がっていきました。
サビアンシンボルは、自分のことを知るためだけのものではなく、
360度を読み進めていくことで、
「人として生きる」ということそのものを見つめていくものなのかもしれない。
私には、そんなふうに感じられました。
そして読み続けているうちに、自分の中に散らばっていたものまで、少しずつあるべき場所へ戻っていくような、
「生きる」が整っていくような感覚
がありました。
☆ネーミング【生きるの音に】
今回、もっとたくさんの人にサビアンシンボルの面白さを知ってもらいたくて、
太陽のサビアンシンボルからその人の人生のテーマを紐解き、
解説カードと写真詩にしてお届けする作品をつくることにしました。
私のように、シンボルの表す世界が「ドンピシャ!」と感じられる人ばかりではないと思います。
それでも、シンボルが描く世界にふれることで、
「私は何を大切にしたいんだろう」
「私は、どう生きたいんだろう」
私はずっと、
人の「生きる」に耳を澄ませていたのかもしれません。
そして今度は、
その人が生まれた日の太陽に耳を澄ませる。
そこにある「星のことば」を読み、
その人の「生きる」を感じ、
写真と言葉にしていく。
星が人生を決めるのではなく、
星をきっかけに、自分の中にあるものに気づいていく。
迷ったとき。
立ち止まったとき。
新しい一歩を踏み出すとき。
「私は、どう生きたい?」
そんなふうに自分自身へ問いかけ、また自分の道へ戻ってこられるような、
小さな言葉のお守りを届けたい。
あなたが生まれた日の太陽が奏でる、
あなたの人生のテーマ。
その音に、そっと耳を澄ませるように。