狭い庭ですが、蓼藍育ってます。
泡の立った焦茶色した液の入った瓶が、土間に掘られた穴にスッポリ埋まっているところをテレビなどで見ると思います。
藍の葉を刈り取って堆肥状に発酵させて固めた物をすくも、といいます。瓶を土にいけるのは、瓶の中の温度を30度前後に保つため。そこに米糠や酒、灰を入れて酵母が育つのを待つ、らしいです。
わたしはそこまでやったことがありません。
庭で育てた藍の葉をミキサーで撹拌し、漉して染める液を作ります。この状態で染まるのはタンパク質からなる絹かウールだけ。
紺色や、深い藍色に染めることはできませんが、薄い水色、縹色(はなだいろ)に染まります。液体にしてから20分くらいで染まらなくなります。時間勝負です。
続きます