今日、出会った路地裏の少年に感じたことを書こうと思います。
・・・あれは俺16♪
訳もなく砕けては 手のひらから落ち・・ないように・・・
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今住んでいるところは小学校の校舎が窓から見えるくらい近くて、子供がよく通る。
路地裏のほんの狭い横断歩道を小1か2年位の男の子が渡ろうとしていた。
私は車を止めて、笑顔で「どうぞ」と手を差し出すとパッと小さな手を挙げて小走りに通過した。
そして渡ったところでこちらに体ごと振り返り、ペコリとお辞儀をまたしてくれた。
な~んてカワイイ奴なんだ!と思い曲がる時に、私もまた手を振って笑顔で「ありがとねー」と言った。
するとまたペコリとしてとても嬉しそうに笑顔をくれた。そしてクネクネしていたw
最初に譲られた時の笑顔が嬉しいんだよね、きっと・・・。
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私は子供を産まない選択をしたが、子供が嫌いなのではない。
生まなかったことを後悔したことは一度もない。
信じられないかもしれないが、「子供の頃の気持ちをを忘れたくない」から、が一番大きな理由だった。
あとは家庭環境が悲惨すぎて、家族を持つイメージを持てなかったのもある。
大人になり親になると、自分が子供の頃どう感じ、どんな感じだったか忘れてしまう人が本当に多い。
どれほど多感で傷つきやすく、今よりむしろ深く考え、記憶力があって・・気遣いもしていたか。
今でも私はそのままに全てを覚えている。
だから、話す時は子供扱いしないのだ。
「子供だからどうせ忘れる」とか言う大人が多いことにも驚いた。
「話してもどうせわからないでしょ」とかも。・・いや、超わかってますから!
子供の頃って些細なことも全部記憶してませんでした?それも忘れちゃったの?って思う。
小5までは、大人は皆「偉くて、失敗しなくて、強くて、怖くて、正しくて、言うことを聞かねばならない」存在だった。
しかし現実はすべて真逆だと中学に入って気づく。
昔は今より先生という存在は絶対だったし、暴力も当たり前、何ならこちらが悪さをしてなくても体罰受けたりね。
どれほど反抗したか・・w 当時、テレビの全国ニュースになるほど荒れたマンモス校で、それはそれは校則も教師も厳しかった。
特に中学生までは、親も先生も近所の人も皆融通が利かなくて、話を聞いてくれない存在でしかなかった。
でも、たま~に理解を示してくれる大人や、大人たちの笑顔にとても救われたのを覚えているのだ。
中学3年で、ある家庭科の先生に「Oさん(私)前より丸くなったわね」と言われた。中1,2年ではもっとヤバかったということだw
私は訳あって、小学生の頃から家事の一切をやっていたので料理は朝飯前だった。
それに気づいたその先生は、私をいつも家庭科の授業でアシスタントに選んだ。
周りは「何であんな不良を?」と思っていたようだが、その先生は私の家庭事情こそ聞かなかったが、何かを察していて
私を気にかけてくれていた。「この子は酷い不良だけど、家の手伝いをしている・・」と。
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子供時代の大人の対応は、人生に大きな影響をもたらす。たとえ一回の接触でも。
だから私は幼児~中学生くらいの子までは男女問わず、必ず笑顔で接するようにしている。(もちろん、大人にもだけど)
上から目線は一切したくない。これは、親じゃない他人だからできること。親だったら、やっぱり厳しくしなくちゃならない時もあるから。
昔は、心を許せる「大人」の存在がいて、昔はそれが祖父母や近所のお兄さんやお姉さんだったりした。
逃げ場になってくれる大人、とでも言おうか。
げんこつを普通に食らう時代だったし、両親はやっぱり近すぎるのもあったのかもしれない。
そんな大人に救われた経験が何度かあったから、接触がある時は、同じ目線で面白い事を話したり、愚痴を聞いてあげたり、一緒に笑うようにしている。
その度に子供は自尊心を取り戻す。(親でも先生でも、厳しい時と一緒に楽しんで笑える時がちゃんとあれば問題ないのですが。)
生徒に謝ることができる先生は一番人気があったし、信頼されていた。
”自分の間違いを認めようとしない大人” は、先生だろうが親だろうがとにかく子供から信用されない。
大人の笑顔は、子供の安心。
大人が自分に笑ってくれると
「あぁ、僕(私)は大丈夫!」って気持ちに瞬時になれるから。
逆に大人が不安そうだったり、険しい顔してるほど不安になることってないよね・・。
自分を守ってくれそうにないから。話かけるのも怖くなってしまう。
心理的に言うと・・
特に男の子(成人男性も)は、女性の笑顔で自信を取り戻せるのです。女性は、母親も入ります。
自分が笑顔にしたんだ!ととても嬉しくて心が満たされるから。とてもホッとするのです。
この、「僕が」笑顔にしたんだ!が重要で、自尊心がどんどん育ちます。
(超くだらないことで笑わせたがる男の人と同じですw)
Xに前に書いた、焼き物祭りの少年も同じだった。
「何でそんな可愛くないもの買うの?!」と母や祖母から、どうしても欲しい焼き物を否定されていた少年に
「お小遣いを全部使っても”これが欲しいんだ”とちゃんと言えて偉かったね!とてもいいセンスだよ。おばさんもこれ好き。大切にしてね。」とフォローした時のあの輝く笑顔は今でも忘れられない。
言葉だけでなく笑顔で褒められた時、彼らは完全に自分を取り戻す。
それが、彼らが勇気を出して何かをした時ならなおさら。
知らない人の笑顔でも、横断歩道での笑顔でも、私みたいなオバサンの笑顔でもw 彼らにとっては癒しの香油(ヒーリング・バーム)となる。
その度に、小さな胸を傷めたその傷口に”癒しの温かいバーム”をぬりぬりしているのだ。
現に、子供に笑顔で接するだけで彼らはその瞬間からルンルンして、その場でぴょんぴょん飛んだりする。波動も突然軽くなる。
高校生でも飲食店のアルバイトを頑張っている子達に「いつも元気で、爽やかな接客で感じいいよ!」と伝えただけで
バイト仲間とそれをシェアしてくれていた。
大人でも柔軟性のある人間がいることを信じられるとすごく楽になるんだよね。
子供たちは、大人はあまり笑わないものだと思っている。特に男性はもはや無表情の「岩」のようだったw
少なくとも私はそう感じていた。
だから、父でも母でもどちらであっても、いつも笑顔でいてくれればそれだけで安心する。
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世の大人たちよ、自分の笑顔があれば、子供の笑顔はいくらでも戻って来る。
笑える状態にないならば、笑顔になれる状態、環境に変えること。これは大人の責任です。
大人は環境や状況を変えられるから。子供にはそれすらできないのだ。
大人でも、先生でも、親でも・・苦しい時もあるんだよと話し、楽しい時は一緒に笑う。それを自然に子供に表現できれば、子供たちの自尊心は育ちます。
大人側から、子供に悩みを相談するのも、頼りにされていると感じて嬉しかったりする。
驚くほど的確なアドバイスをくれたりします。
いっぱいいっぱいの情けない大人より、子供のほうがとっても冷静なのです。
弱さも笑顔も隠して、まるで自分は完璧であり、子供は何もわかってないものという態度では「子供の自分は何もできないのだ」と自己否定しろと言ってるようなもの。
まずは、やっぱり大人から。
あなたの笑顔を、どうかわが子や周囲の子供たちに見せてあげてください。
安心できる環境、気持ちをまずは与えてあげてくださいね(^^)/ Emiko ♡