Emikoです☺!
「焼失(消失)したハートの行方」について前から書きたいと思っていました。
人生で「もう無理」と思うほど心がズタズタになり、もう神も仏も無くすべてが信じられなくなったり、何もかもを失い、絶望の中で永遠の闇を彷徨うような経験をした方もいらっしゃるでしょう。
ある日突然、一瞬ですべてを奪われ、絶望の淵に追いやられること、などもそうです。
その出来事により、自分自身が再起不能になるような経験。廃人または抜け殻になるような出来事です。
私も子供の頃から何度かそういった経験をしてきました。
簡単に「何度か」なんて言いたくないほど、苦しい体験です。
自分の力ではどうあがいてもどうにもならず、崩壊していく世界を見ているしかない日々もありました。
何とかしなければならない状況の中、努力に努力を重ね、精神も肉体も全てが限界を超え、それでもさらに頑張ったのに、結果が最悪となったことも。
(実際は全て起こるべくして起きた事で、のちに人生の糧となるギフトなのですが・・)
・・・その時、自分のハートの状態を感じてみたのです。
ショックでした。「ハート」自体が無くなっていたのです。
まさに「心を失った状態」でした。
よく見ると、いつも胸に存在していた、温かさを持ったふわふわしたものが消え、硬く干上がったひび割れた地面だけが胸の中に見えました。
そして、燃え尽きたハートの灰がわずかに残っており、それも一瞬で風に吹かれ消えていきました。
ハートの存在していない日々は、うつ病とはまた違った「廃人」感覚で、何とか肉体維持のために生きることはできるのですが、
もう何の希望も、怒りもなく全てを諦めて”身体のみ”が生きているような感覚。
ハートの声を指針にして生きてきた私にとっては、とても苦しい日々でした。
・・頭でばかり考えねばならないからです。
それは何カ月も続きました。
あの干上がった大地にハートはもう生まれてこないのだろうか・・とおぼろげに考えながら。
時間薬すら意味が無いと思う中、少しだけ元気な日がありました。
ちょっとした用事のために出かけたのです。
その日、同じように胸の中を感じてみると・・・干上がったカチカチの大地に小さなハートの芽が出始めていたのです。
だから、動き出せたのかもしれません。
・・・でも、それはまだハートの種が起き上がり、双葉になろうと首の部分だけが丸く土から出てきていただけの状態でした。
この先、このハートの芽は大きくなれるのか、途中で枯れるのか・・不安でした。でも、期待もありませんでした。
心の大地を潤すような出来事も、未来への期待も何もなく、日々カラカラの息がつまるような生活が続いていて
もう今までの私のハートは戻ってこないと思っていました。
それなら、もうそのままでいいやと思いはじめました。
もう、何かを始めることもやれることも、できることもなかったからです。無気力そのものでした。
正直、ふらふらで立っていることさえ辛い状態。
素直な笑顔も完全に消えていました。
・・・それなのに、ハートは私の意思に関係なく「成長」しようとしていました。
私がよくお伝えする「成長」は宇宙の法則で、どんなに成長を拒んでも、変化を拒んでも、子供たちがぐんぐん大きくなり成長していくような抗えない法則です。
自然界は成長して「しまう」ものなのです。だから、それが本来の正しい流れなのです。
それが、私のハートにも起きていたのです。
気づいた時には、ハートを揺さぶられるような出会いや新たな発見が私に起き始めていました。
そして、そのハートは今までの私の人生とは違う輝きを持ち、形状も全く違うものになり始めています。
傷付き、ハートが燃えて消えていく痛みや苦しさは尋常じゃないけれど、もう再起不能ならば 一度焼失させなければ
新しく生まれ変わったハートや新しい魂との出会いはありえないのだと知りました。
古いハートや魂の意識のままで、新しい人生は歩めない。新しい出会いも無い。そして、過去を断ち切ることもできないのだと。
だからこそ、ハートが身代わりとなってボロボロになり、そして一度 完全に燃え尽きて、全く新しいハートを持つ人生となるのです。
まさに生まれ変わる感覚でした。
そして、同じ傷を負った新しい魂たちに出会える土壌を作る。
その燃え尽きた後の「灰」は、次への段階の大切な元肥となっていました。
一度ハートが壊れた後は、「もう傷つきたくない、もう二度とあんな思いをしたくない」そう感じるのは当たり前。
でもね、その後に待っているものは、今までのあなたでは感じられないほどの、素晴らしい出会いや経験なのです。
しかもそれは、望んだ以上の出会い、驚くような経験です。
そう、あなたのハートが生まれ変わってしまったから。
辛いからといって、その焼失(消失)したハートの土壌を無理にすぐ耕そうとしないで。
焦って、急いでその辛さに答えを出そうとしなくていい。
せっかく出てこようとしている新しいハートの芽が、掘り起こされてしまうから。
辛くても、その干上がった大地をしっかり見つめているだけで、
ちゃんと宇宙は「成長していく」法則のままに、最短で最高の展開をくれます。
私の人生も、これからどうなるか全くわからない。
でも、大切にしていたハートが消えてなくなってしまっても、その後に必ず
びっくりするような輝きの素敵なハートが芽生えて来るとわかった後は、
もう何が起きても怖くない と思えるようになりました。
本当に何度でもやり直せるんだと。
わかっているけど、明日が見えない絶望や行き止まりの中ではもう終わりだって思ってしまうもの。
だからこそ、どうか今、絶望の淵にいる人でも焦らないでください。焦って元に戻ろうとしたり、掘り起こしたりしないで。
ちゃんと、次のハートの種はすでにあなたの土壌の中にあるのだから。