千代紙着物の着せ替えぽち袋、「着せ替え」って? 2021.2.14

千代紙着物の着せ替えぽち袋、「着せ替え」って? 2021.2.14

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「千代紙着物の着せ替えぽち袋」って名前、長いですよね (;^ω^) >>>>>>>>いったい、どうやって着せ替えるんだろー? (・・? って悩んだかたがいらしたら、ごめんなさい! きょうは、ポチ袋の命名の経緯についてお話ししましょう。 わたくし、もともと着物のパーソナルカラーの勉強をしていて、その過程で着物の形の貼り絵に出会ったんです。なので、実際に着る着物も大好き! いまは、「顔タイプ着物診断」と「着物パーソナルカラー診断」も学び、仕事にもしています。 わたくしが作る着物の形のポチ袋のコーディネートも、着る着物のコーディネートとなんら変わるところはなく、着物に帯を何本もの中から選び、帯揚げ、帯締めといった小物をあれこれ頭の中で考え、当てて見る。すると、イメージと違ったり、思いがけない色がマッチしたりする。そんなことを繰り返しながら最終的に取り合わせを決定します。そのコーディネートの過程と楽しさが伝わる名前が、この「千代紙着物の着せ替えぽち袋」だったというわけです。 当初は販売ではなく、完成品のポチ袋に帯、小物を選んで着せるという、まさに着せ替え遊びのようなワークショップを活動の中心としていました。ですから、文字通り「着せ替え」だったわけですが、販売品ではお客様が着せ替えできるわけではないんです。 完成品でも帯を取り替えることが出来ないかな?  って考えたこともあるのですが、手仕事ゆえ、また紙の性質により、同じようにサイズを測ったつもりでも、小さな着物にとってはほんの少しの差がとっても大きな差で、そんなうまい話にはなりませんでした。 それでも、同じ紙で作った同じサイズの着物同士なら、“運が悪ければ替えられない”程度の比較的高い確率で、帯と帯揚げと帯締めを貼り合わせた「帯セット」を着せ替えることはできますよ!  もし、届いたポチ袋のコーディネート、交換したほうがいいかも?など思われたら、ぜひ試してみてください。 また、なんか物足りないって感じられたらぜひ、お手持ちの千代紙から切り抜いたモチーフを着物や帯に貼ったり、小さなパーツを帯留に足したりして、あなただけのコーディネートにするのも楽しいかもしれませんね!

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着物と貼り絵とルルベドール

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