つくり手は、monosno.さん
1/12スケールを基本に、「古風」「カントリーヴィンテージ」「アンニュイ×カワイイ」雰囲気のミニチュア作品を制作。どこか懐かしく、味わいのある小さな世界を表現しています。
https://minne.com/@rii-stand「たべたい!」を、小さなワンプレートに

monosno.さんがつくるのは、こんがりと焼けたパンや彩り豊かなおかずなど、見ているだけでお腹が空いてきそうなミニチュアのごはんたち。
メニューや盛り付けはどのように考えているのでしょうか。デザインについて、うかがいました。
monosno.さん
まさにわたしの「たべたい!」を詰め込んだのが、デザインの根本にあります。ぱっと見たときに「おいしそう~!」と思ってもらえるよう、彩りや盛り付けのバランスを考えています。メニューはひとつずつお皿に載せながらさまざまな組み合わせを試し、いちばんおいしそうに見えるものをワンプレートに詰め込んでいます。また、アンティークな風合いが好みなので、トレーなどは色をまだらにしたり、取っ手を金属風にしたりと、味わい深い雰囲気が出るよう制作しています。
料理だけでなく、それを盛り付ける器やトレーまで細やかにつくり込まれたmonosno.さんの作品。ひとつひとつを眺めていると、その小さな食卓の向こうにある暮らしまで想像がふくらみます。
小さな世界に、ワクワクを詰め込んで

手のひらに収まるほどの小さな作品だからこそ、細部までじっくり眺めたくなるもの。制作するうえで大切にしていることについても教えていただきました。
monosno.さん
ミニチュアという目を凝らすようなサイズではありますが、ついつい食べたくなってしまうような、思わずお腹がぐ~っと鳴ってしまうようなリアルさを追求しながら制作しています。飾ったり並べたり、「小さな世界」にワクワク感を感じてもらえたら嬉しいです。「ドールやぬいぐるみのため」と考えて購入してくださる方もいると思うので、その方の大切な子にも喜んでもらえるよう、ひとつひとつ丁寧に制作しています。
眺めて楽しむのはもちろん、大切なドールやぬいぐるみと一緒に飾れば、そこからまた新しい物語が生まれそう。小さなサイズの中に、想像を広げる楽しさがぎゅっと詰まっています。
一体のドールからはじまった、monosno.の世界

「monosno.(モノスノ)」という、耳に残るブランド名。その背景には、作品づくりのきっかけにもなった大切なドールの存在があります。ブランド名の由来と、その世界観についてうかがいました。
monosno.さん
「モノスノ」と読みます。「わたしの中にある世界観」をブランド名に込めています。わたしには、自分で制作したオリジナルのドールがいます。minneのショップアイコンにもなっている、毛むくじゃらの子です。「こんな子がいてくれたらかわいいな、一緒に暮らしたいな」という思いからつくり上げました。お猿さんに見た目が近いことから、スペイン語で「サル」を意味する「モノ」と名付け、複数形は「モノス」だそうです。今後は、仲間のドールも増やしていく予定です。わたしのイメージは、「小さいドールたち「モノス」が、小さなごはんや道具(作品)をつくり上げている世界」。その世界観を表現したく、「モノスのつくる作品=モノスノ」とつけました。作品を通して、不思議な世界観を感じ取ってもらえたら嬉しいです。
そして、この毛むくじゃらのドールこそが、monosno.さんがミニチュア制作を始めるきっかけになったのだそう。

monosno.さん
わたしの日々を照らしてくれるような存在が欲しくて、オリジナルのドールをつくり始めました。なにかの動物を意識したわけでもなく、とにかくもこもこの毛むくじゃらの子が欲しくて(笑)。実際にでき上がると理想どおりにもこもこで、それはもうかわいくてかわいくて。おうちをつくってあげたくなったり、ごはんもあげたくなったり、この子の世界を広げてあげたくなったのが、わたしのミニチュア制作の始まりです。この子のおかげで、毎日楽しく制作を続けられています。

一体の小さなドールからすこしずつ広がっていったmonosno.さんの世界。
おいしそうなワンプレートも、アンティークな風合いの道具も、もしかすると小さな「モノス」たちがせっせとつくったものなのかもしれません。そんな物語を思い浮かべながら眺めてみると、手のひらサイズの作品が、さらに生き生きと見えてきます。
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