夢で出会った存在を、陶器のかたちに
MARoさんの作品に登場する、どこか不思議な人や犬たち。大きさやバランスにとらわれない自由な造形は、夢の中で見たシーンや存在から生まれています。
よく見ると、人には目が描かれていない一方、犬には印象的な瞳が。そこにも、MARoさんならではの理由がありました。作品のデザインについて、うかがいました。
夢の中だからこそ、大きさも姿も自由。人にはない目が犬にはあったり、小さな身体が大きく表現されていたり。ひとつひとつの造形を紐解いていくと、MARoさんが夢の中で感じたことや、愛犬への深い愛情が見えてきます。
自由な存在が、踏み出す勇気をくれる
夢の中の住人たちをかたちにするMARoさん。その背景には、自身の経験から生まれた「自由に生きること」への想いがあります。
身体を痛めたことをきっかけに、それまでとは違う道を模索する中で出会ったという陶芸。作品づくりは、MARoさん自身にとっても、新たな一歩を踏み出す力になっているそうです。
MARoさんにとって、夢の中の住人たちは、自由に生きる自分自身や仲間のような存在。眺めることで「やってみよう」と思えるその力を、作品を手に取った人にも届けたいという想いが込められています。
大切な愛犬と自分自身を重ねた「MARo」
「MARo」というブランド名の由来にも、作品の世界を紐解くヒントが隠されています。
名前のもとになったのは、MARoさんにとってもっとも大切な存在である愛犬と、自分自身でした。
そしてMARoの最後の文字は小文字にしてあります。これは夢の中の不完全な世界観が好きだったので、全部大文字ではなく、最後だけ小文字にしています。

愛犬の「マロ」と、自分自身の「まろ」。
そして、あえて最後の一文字だけを小文字にした「MARo」という名前には、夢の中にあるすこし不完全で自由な世界まで映し出されています。夢だからこそ生まれる、現実のルールにとらわれない姿かたち。
MARoさんの作品には、愛犬への愛情や自身の経験、そして「もっと自由に生きていい」という想いが詰まっています。そばに置いて眺めるたび、いつもとはすこし違う一歩を踏み出してみたくなる。そんな小さなお守りのような存在になってくれそうです。
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