わたしのお買いもの

日常にアートを。ルノワールの「桃」のポーチ

絵画とのコラボレーション企画でひと目惚れしたこちらのポーチ。ルノワールが描いた静物画「桃」からインスピレーションを得て制作されたものなんです。

紹介してくれる人:あずー
猫モチーフに目がないminneメンバー。2匹の飼い猫たちに日々翻弄されています。

ルノワールの「桃」を、持ち歩く


・South Pineさんのルノワールの桃ポーチ

アート画像の提供を通じて創作活動を支援する「イメージアーカイブ・ラボ」との特別企画「イメージアーカイブ・ラボコレクション」の審査員を担当したときにひと目惚れしたポーチです。19世紀印象派の巨匠・ルノワールが描いた「桃」が、まさかポーチになるなんて…!その意外性に、思わず心を奪われたのを今でも覚えています。

さらに驚かされたのが、触れた瞬間の感触。まるで本物の桃のような、やわらかな手ざわり。そして内布にも「桃」が。細部にまで宿る作家さんのこだわりが、作品全体から伝わってきます。

South Pineさん
いちばんのお気に入りポイントは、タッセルの色合いです。ルノワールの絵画「桃」に描かれた葉の色を参考にして、2色の糸を組み合わせてつくりました。葉を思わせるようなハリや光沢感にもこだわって、糸選びにも時間をかけています。もうひとつの特徴は、絵の中の桃を“リアルサイズ”で再現しているところ。まるで絵の中から桃がそのまま飛び出してきたような感覚を楽しんでもらいたくて、平均的な桃の大きさを調べて、ポーチのサイズを決めました。さらに、これは絵画から切り取った“ひとつの桃”なので、「どの桃が使われているんだろう?」と、内側をのぞいて探す時間も楽しんでもらえたら嬉しいです。せっかくなら絵全体も感じてほしくて、ポーチの内布には「桃」の絵全体をそのまま配置しました。

見た目も機能も◎なポーチ

実はまだ大切にしまっていて使ったことはないのですが、“とっておき”のものを入れて持ち歩きたいなと考えています。これからの季節は、お気に入りのリップクリームなどを入れて持ち歩くのもいいですよね。

South Pineさん
桃をプリントしている生地は、ピーチスキン仕上げの薄めの生地ですが、ポーチに仕立てる際に接着芯を貼り、ふんわり厚みのある生地に仕上げています。サイズ的に、リップや常備薬、ちょっとしたお菓子、ワイヤレスイヤホンなど、細かいものを入れる方が多いかなと思い、中に入れたものが傷つかないように、クッション性にもこだわっています。また、ファスナー部分にタッセルをつけることで、開け閉めがしやすくなっている点もポイントです。

見た目も使いやすさも抜群!まさに「用の美」が追求されたポーチ。ラッピングもとっても素敵だったので、友人への贈り物にもぴったりだな…と考えています。

「South Pine」さんのショップはこちら
https://minne.com/@south-pine

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