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真鍮の経年変化って?サビや変色が起こる原因
腐食しにくいといわれている真鍮ですが、空気に触れることで酸化し、表面が曇ってきたり黒っぽい色味があらわれます。使い込むほどに変化する様子を楽しむことができる点は魅力的ですが、手の油分や汗などの水分、保管環境などが影響して、黒ずみが濃くなったり緑色の錆が出てきてしまうことも。
日々、適切なお手入れをしながら「育てて」いくように付き合っていくのがおすすめです。
サビや変色・黒ずみを防ぐ方法
サビや変色を防ぐためには、日々のお手入れが不可欠。真鍮は水分に弱いので、外出時であれば、汗などが付着したらハンカチなどで拭き取るようにしましょう。そして、家に帰ったら、めがね拭きなどの研磨剤がついていないやわらかい布で乾拭きをし、空気に触れないようにチャック付き袋などに入れて保管するようにしましょう。
自宅で簡単!真鍮アクセサリーのサビ・黒ずみをとる2つの方法
黒ずんでしまった真鍮を美しくよみがえらせる方法を2つご紹介します。家にあるもので手軽に黒ずみを取ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
お手入れ方法1 重曹を使う場合
重曹の化学反応を利用してサビや黒ずみをとる方法です。必要なものは、重曹、ウエス(布)、水です。
1.重曹と水を2:1の比率で混ぜ合わせ、ペーストのような状態にします。
2.1をつけた布で真鍮アクセサリーを磨きます。
3.真鍮アクセサリーを水で洗い流し、柔らかい布で拭きます。
お手入れ方法2 酢を使う場合
家に重曹が無い場合は酢を使ってみましょう。必要なものは、酢、ウエス(布)、容器です。
1.家庭用の酢に真鍮アクセサリー全体をしっかりと約30秒浸します。
2.真鍮アクセサリーを取り出し、水でよく洗い流し、柔らかい布で拭きます。
真鍮アクセサリーのお手入れ時に注意すること
酢を使ったお手入れ方法の場合、長く浸けすぎるとシミのような赤い変色が出ることも。汚れの具合をみながら浸す時間を調整してください。また、真鍮以外の素材が一緒に使われている場合は、酢を使ったお手入れ方法は不向きです。必ず重曹を使った方法で、真鍮部分のみを拭き取るようにしましょう。
ただし、真鍮の仕上げ方(マットやツヤありなど)によっては、お手入れ方法が異なる場合もあるので、必ず仕上げの種類に合ったお手入れ方法を選ぶようにしましょう。minneの作品であれば、購入時に作家さんに聞いておくことをおすすめします。
minneで見つかる、真鍮アクセサリー
minneには他にも素敵な「真鍮」を使ったアクセサリーがたくさんそろっています。ぜひチェックしてみてくださいね。