アーティスティックな、くまのオブジェ

刺繍作品だけではなく、イラストや立体作品など、幅広い分野で活躍している作家・神尾茉利さん。斬新な布の組み合わせや絵を描くように施された刺繍など…神尾さんの魅力がたっぷり詰まった、くまのオブジェをご紹介します。

えってぃ
ベレー帽がトレードマークのminneスタッフ。休日は海の近くで過ごしています。

動物たちの一瞬の表情を

神尾茉利 kamiomariさんのくまのオブジェ

実は以前からファンで、神尾さんのショップページをよく拝見していました。リアルな動物の一瞬を切り取ったような作品を見ては「今度はこれがほしいな。こんなところに飾りたいな」と妄想をふくらませる日々。と、同時に、どのようにものづくりに取り組んでいらっしゃるのだろうと、いつも気になっていました。

神尾茉利 kamiomariさん
以前は詩的なコンセプトやストーリーから創作することが多かったのですが、最近はかわいいものが目に飛び込んだときの高揚感や幸福感を大切に思うようになりました。「この材料を使いたいな」と、わたし自身が心惹かれる生地やビーズを眺めてつくり始めることもよくあります。材料を活かす方法を考えていると新たな表現が見つかるんです。つい、いろいろなものをつくってみたくなるのですが、動物をつくるときに自分がいちばんワクワクしていることに最近ふと気がつきました。今は、材料を変えながらこのままずっと動物ばかりをつくり続けるのもいいな、と思ったりしています。

家族みんなでたのしむ

ブローチはこれまでにもたくさん購入したことがあったのですが…

今回ひと目惚れしたのは、くまのオブジェ。キリッとつり上がった目と、かわいらしい柄のギャップがたまらない作品です。

背中の部分には、草木を彷彿とさせるような刺繍が施され、飾っているだけでも存在感を発揮します。

神尾茉利 kamiomariさん
この作品は、わたしが〈SHORT SHORT〉と名付けて不定期で開催している企画で販売したものです。〈SHORT SHORT〉では、過去に個展で展示した作品や書籍などの撮影のためにつくったものを、お買い得にお届けしています。(次回は11/1から開催します!)
このぬいぐるみのようなオブジェは、10年ほど前に大阪で開催した個展『くだらない狩りとにげだした獲物』のアートピースです。わたしはずっと布や刺繍で動物をつくっていますが、この時期は空間の雰囲気を変える大きな動物をよくつくりました。アクセサリーやポーチのように便利な機能を持たないぬいぐるみを、こうしてお家に飾ってたのしんでいただけるのはとても嬉しいです。単に使うだけではなく、持っていることをよろこびに感じたり、触って自信を持てるような作品づくりは、ずっと目指しているテーマでもあります。

今ではすっかり娘もお気に入りで、おままごとスペースに飾っています。これからも家族みんなで愛でながら、大切にしていきたいと思います。

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