7月のおでかけ

7月に開催されているイベントの中から、展覧会や個展など、アートにまつわるものをご紹介します。 ※現在、外出自粛の要請が出ている地域もあります。地域外のみなさまもお出かけの際は注意とマナーにご留意ください。また、急な開催中止も予想されるため、各イベントのホームページをご確認いただき、中止の場合にはぜひクリエイターのみなさんや主催のみなさんにあたたかいお声がけなど、どうぞよろしくお願いします。

    音楽とグラフィック

    これまでアーティストやデザイナーが表現メディアとして可能性を広げてきた「レコードジャケット」ですが、昨今では音楽がデジタル化され、イメージを伝える手段が小さなアイコンひとつに集約される時代に。一方で、アナログレコードの人気が再燃し、再びグラフィカルな立ち上がりを見せています。本展では、日ごろ音楽に親しむグラフィックデザイナー6名がプレイリストを作成し、グラフィックを制作。それをもとに音楽とデザインのイマジネーションを独自の見解で自由に表現。オンラインでの企画も予定されているので、HPをチェックしてみてくださいね。

    音楽とグラフィック
    場所:OFS Gallery (OUR FAVOURITE SHOP内)/東京都港区白金5-12-21
    期間:6/18(金)〜7/25(日) 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
    定休日:月〜水曜
    入場料:無料
    HP:http://ofs.tokyo/music_and_graphic

    GOTO AKI写真展「event horizon - 事象の地平線 - 」

    ©︎GOTO AKI

    東京在住の写真家・GOTO AKI氏による個展です。1993年の世界一周の旅を経て身体に刻まれた地球のスケール感を頼りに、国内の風景を撮影対象として、具象と抽象の狭間を揺れ動きながら地球の胎動を二次元に落とし込む新しい風景写真の地平を確立。本展では、その確立された手法を踏襲しながら、さらに被写体の内側へと踏み込んで風景を解体していくと同時に、撮影者である自身や鑑賞者の内面へと誘う、アーカイバル・ピグメントプリントが13点展示されます。

    GOTO AKI写真展「event horizon - 事象の地平線 - 」
    場所:コミュニケーションギャラリーふげん社/東京都目黒区下目黒5-3-12
    期間:6/17(木)〜7/11(日) 火〜金 12:00〜19:00、土日 12:00〜18:00
    休廊日:月曜
    入場料:無料
    HP:https://fugensha.jp/events/210617gotoaki/

    髙木優希個展「ゆうれいのいないところで」

    「寝室」2021 oil on canvas 32.1×42.7cm

    ホラー映画や怪談に対する興味から、怖い物語を読んだり観たりした後に、それらを創作物だと理解しているにもかかわらず、実在しないものに対して気味の悪さや恐怖をその後もずっと感じ続けるという人間の記憶に着目した髙木氏。「いたはずのもの」をキャンバスに暗示させることによって、日常の背景に横たわる不穏さや不安定な感情の呼び起こしを試みています。さらに「自作の物を描く」という作業は、模造品を描写(模造)するという重層的な意味を作品にもたらし、絵画を制作することの根源的な問いを投げかける展示になっています。

    髙木優希個展「ゆうれいのいないところで」
    場所:ARTDYNE/東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 211号室
    期間:7/2(金)〜7/18(日) 12:00〜19:00
    休廊日:月〜水曜
    入場料:無料
    HP:https://art-dyne.com/art/

    オバタタカシ写真展「たぶん誰かが」

     

    音楽や広告のフリーカメラマンとしての活動を経て、現在は写真作家として活動しているオバタタカシ氏。本展は「他者のまなざし」「日常の断片的な詩」「影」の3つのシリーズで構成されています。日常の景色の中にある静寂の美とそこにある偶然性をはらんだ被写体は不思議とあらかじめデザインされた人工物のようでもあり、その時間に至る過程とその後のストーリーを鑑賞者に想像させます。オバタタカシ氏によって静かに切り取られた時間をぜひ体感してみてくださいね。

    オバタタカシ写真展「たぶん誰かが」
    場所:亀戸アートセンター (KAC)/東京都江東区亀戸9-17-8 KKビル1F
    期間:6/26(土)〜7/11(日)  平日 16:00〜20:00 土日 13:00〜18:00
    休廊日:木曜
    入場料:無料
    HP:https://kac.amebaownd.com/posts/18195062?categoryIds=1764028

    よりそう・交感のグッドデザイン
    Good Design with Sense of Empathy

    2020年度グッドデザイン賞および近年の受賞デザインの中から、さまざまな「交感」を感じるデザイン、デザインとその対象、デザイナーとユーザー、そして作り手の交感の中で生みだされたデザイン約40点が展示されます。身近な暮らしを改めて見直す1歩として、これらのデザインに通底する“”交感”に注目してみてくださいね。

    よりそう・交感のグッドデザイン
    Good Design with Sense of Empathy
    場所:GOOD DESIGN Marunouchi/東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
    期間:6/24(木)〜7/10(土)、8/8(日)〜8/22(日) 11:00〜19:00
    入場料:無料
    HP:https://www.g-mark.org/gdm/exhibition.html

    絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。

    本展メインビジュアル

    過去にアルティアムで展示した作家7名によるグループ展です。1989年の開館以来、“時代の新しい表現”を紹介する場所として、美術、デザイン、建築、文学、映画、演劇、ファッション、食など、幅広いジャンルの展覧会を開催してきたアルティアム。本展のタイトルは、出品作家の1人である最果タヒ氏が、アルティアム閉館前最後となる本展に寄せて書き下ろした詩の一文が採用されました。アルティアムがなくなっても、来場者それぞれが獲得した鑑賞体験が、各々の心に長く留まることを願って開催される展示です。

    絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。
    場所:三菱地所アルティアム/福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
    期間:7/14(水)〜8/31(火) 10:00〜20:00
    休館日:会期中無休
    入場料:一般 400円、学生 300円
    URL:http://artium.jp/exhibition/2021/21-03-the-last-exhibition/