特集

【CLASKA連載】暮らしをたのしむ vol.3「子ども用チェア」

東京・目黒のデザインホテル「CLASKA」発のライフスタイルショップから、暮らしに映えるアイテムとそのたのしみ方をご紹介いただく連載です。今回取り上げるのは、オブジェのような「子ども用チェア」です。

語り手は、CLASKAの速水さんです。

CLASKASHOP'S GALLERY
東京・目黒のデザインホテル「CLASKA」発のライフスタイルショップ。インテリア、雑貨、ファッションアイテムなど幅広いアイテムを取り扱う。
https://minne.com/@claskashop

お子さまの特等席に
オブジェのような「子ども用チェア」

今回は、CLASKA Gallery & Shop "DO"オリジナルの木製の子ども用チェア「プティロワ」をピックアップ。オブジェとして飾りたくなるような、シンプルで甘すぎないデザインのチェアをつくりたい、そんな想いから誕生した一品です。

大人が見ても「いいな」と思える、子どものためのチェア。
そのこだわりのポイントと、暮らしの中でのおすすめの使い方をご紹介します。

青森県産の「杉」を使用

製作は、地元の素材を使って幼稚園の遊具や家具などを製造している、青森の木工メーカーに依頼しました。

今回採用した素材は「杉」。杉は、日本らしい素材であり、木目もとても美しいのですが、やわらかく傷が付きやすいこともあり、これまで家具としてはあまり使用されてきませんでした。

しかし、子どもための家具であれば、多少の傷はむしろ「いい思い出」になるのではないかと考え、使用することに。それも、杉の木を丸ごとすべてです。

その結果、丸太の外側から切り出した板目の部分も利用することで、「杉」特有のコントラストが生まれ、表情豊かな木目をたのしめる一品が完成しました。

まあるく、なめらかに

使い勝手を考え、デザインにもこだわりました。左右のアームには、やさしくカーブを付けて、ちいさなソファのような雰囲気に。身体の左右がしっかりガードされ、包まれるように座ることができます。

角には、ちいさなお子さまにも安心してお使いいただけるように丸みを付けました。また、無垢の杉材をつなぎ合わせて1枚の板にすることで、広い面はもちろん、木口の面や細部にまで丁寧に磨きをかけ、すべすべとしたなめらかな肌触りに仕上げています。

持ち運びに便利な手穴も


上部には、持ち運びに便利な手穴付き。杉は家具に使われる木材のなかでも軽いため、お子さまでも移動がしやすいところもうれしいポイントです。


ここからは、おすすめの使用シーンをご紹介します。

テーブルとしても活躍


チェアとしてだけでなく、さまざまなシーンでお使いいただけるのも「プティロワ」の魅力。横に倒せば、テーブルに早変わり。A4の紙がちょうど納まるくらいのサイズです。

インテリアにもぴったり

お子さまが成長し、使用できなくなっても、インテリアとして大活躍します。本やCDを並べる棚、花瓶や植木鉢の飾り台にも◎。

成長に寄り添い、思い出に残る

使い続ける中で、チェアに付く傷や汚れも味となり、お子さまの成長記録としていい思い出になるでしょう。対象年齢は1歳~3歳頃です。
ご出産のお祝いや、お誕生日プレゼントにもおすすめですよ。

色味は今回紹介した杉材(植物性白色オイル仕上げ)のナチュラルに加えて、桐材(ウレタン塗装仕上げ)のグレージュの2色をご用意しました。詳細はぜひ、下記より作品ページをご覧くださいね。


次回もどうぞおたのしみに。

「子ども用チェア」はこちら

編集 / 西巻香織 

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