器用に私の髪を梳く白い指を覚えている。
ただの部品が貴方の手にかかると、まるで妖術のように形ある何かに生まれ変わり、途端にきらきらと輝き始める。
それがいつも不思議で、そして大好きな瞬間だった。
仕上がった品を前に、ほう、と息を吐いて浮かべるあの笑顔はひどく眩しくて、今でも鮮明に覚えている。
鈴には”己が此処に在るのだ”ということを音で示し、神に知らせる為のお守りという意味をもつことをご存じだろうか。
しかし、何も神だけがその音を聞き分ける訳ではない。
「何でかしらね。どんなに時を重ねても、季節が過ぎ去っても…はずせないのよね。もう疾うの昔に去っていった人なのに、なんで…」
いつか、年老いた”貴方”が私を見ることが出来なくなっても。
貴方の傍で微かに、けれども確かな、凛とした音を奏でましょう。
…そう、願っていた。信じていた。
あの日までは。
〇*********************************●
雪、月、花のモチーフと、小振りの鈴を使った簪です。
動く度、ちりん、ちりんと鳴る軽やかな鈴の音が愛らしく、銀と青を基調とした凍った色合いの中に、ほんのりと暖かみのある明るい紫のストーンと、黄金色に輝く蝶が上品に色を添えます。
**本作は、”atora332”様(https://twitter.com/atora332)のオリジナルキャラクターである「葛籠」さんの簪を再現した作品となります。
作品デザインならびに紹介文の冒頭部は、atora332様より許諾を得て制作、掲載しております。**
〈サイズ等〉
飾り部分:全長約14㎝ ※カニカン含む
簪(木軸) :長=15㎝
短=13㎝
予定価格:2500円
*2/26のARTiSM MARKET終了後の販売を予定しております。ご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。
器用に私の髪を梳く白い指を覚えている。
ただの部品が貴方の手にかかると、まるで妖術のように形ある何かに生まれ変わり、途端にきらきらと輝き始める。
それがいつも不思議で、そして大好きな瞬間だった。
仕上がった品を前に、ほう、と息を吐いて浮かべるあの笑顔はひどく眩しくて、今でも鮮明に覚えている。
鈴には”己が此処に在るのだ”ということを音で示し、神に知らせる為のお守りという意味をもつことをご存じだろうか。
しかし、何も神だけがその音を聞き分ける訳ではない。
「何でかしらね。どんなに時を重ねても、季節が過ぎ去っても…はずせないのよね。もう疾うの昔に去っていった人なのに、なんで…」
いつか、年老いた”貴方”が私を見ることが出来なくなっても。
貴方の傍で微かに、けれども確かな、凛とした音を奏でましょう。
…そう、願っていた。信じていた。
あの日までは。
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雪、月、花のモチーフと、小振りの鈴を使った簪です。
動く度、ちりん、ちりんと鳴る軽やかな鈴の音が愛らしく、銀と青を基調とした凍った色合いの中に、ほんのりと暖かみのある明るい紫のストーンと、黄金色に輝く蝶が上品に色を添えます。
**本作は、”atora332”様(https://twitter.com/atora332)のオリジナルキャラクターである「葛籠」さんの簪を再現した作品となります。
作品デザインならびに紹介文の冒頭部は、atora332様より許諾を得て制作、掲載しております。**
〈サイズ等〉
飾り部分:全長約14㎝ ※カニカン含む
簪(木軸) :長=15㎝
短=13㎝
予定価格:2500円
*2/26のARTiSM MARKET終了後の販売を予定しております。ご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。