作品説明
リサ・ラーソンがグスタフスベリ社でデザインした希少な猫の像です。「トリップ・トラップ・トゥルル(Tripp Trapp Trull)」は、同じ姿の猫を大・中・小の3つのサイズで作ったシリーズで、1972年から3年間、少量だけ製作されました。小さい順にトリップ(Tripp)、トラップ(Trapp)、トゥルル(Trull)と名付けられ、こちらは3兄弟の中で最も大きいトゥルルです。
高さは26cm。中サイズのトラップが高さ17cmですから、その1.5倍を超える大きさで、棚の上でも床置きでも主役になる存在感があります。耳をぴんと立てて縦に背伸びをするような姿はシリーズ共通で、最大サイズのトゥルルではその伸びやかさがいちばんよく出ます。3兄弟のうち市場に出る数が最も少ないのもこのサイズで、当店でも初めての入荷です。
リサ・ラーソンは猫のモチーフを好んで多用していますが、猫はリアリティのある鋭い眼差しの作風が多くみられます。反面、同じネコ科のライオンは猫のような温和さで描かれているのが特徴です。可愛いものは鋭く、鋭いものは柔和に、というリサ・ラーソンならではのデフォルメが感じられます。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校で陶芸を学ぶ。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼ばれた工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。
日本とリサ・ラーソン
ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
ヴィンテージと復刻版の見分け方
リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。
・グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
・フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
・Kスタジオ(Keramikstudion:Kスタジオ)時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。
当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・シリーズ名:Tripp Trapp Trull / トロルの3兄弟
・作品名:Trull / トゥルル
・年代:1972〜1974年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:高さ26cm 横幅13cm 奥行き11cm
コンディション:オリジナルのコンディションを留めた完品です。
リサ・ラーソンがグスタフスベリ社でデザインした希少な猫の像です。「トリップ・トラップ・トゥルル(Tripp Trapp Trull)」は、同じ姿の猫を大・中・小の3つのサイズで作ったシリーズで、1972年から3年間、少量だけ製作されました。小さい順にトリップ(Tripp)、トラップ(Trapp)、トゥルル(Trull)と名付けられ、こちらは3兄弟の中で最も大きいトゥルルです。
高さは26cm。中サイズのトラップが高さ17cmですから、その1.5倍を超える大きさで、棚の上でも床置きでも主役になる存在感があります。耳をぴんと立てて縦に背伸びをするような姿はシリーズ共通で、最大サイズのトゥルルではその伸びやかさがいちばんよく出ます。3兄弟のうち市場に出る数が最も少ないのもこのサイズで、当店でも初めての入荷です。
リサ・ラーソンは猫のモチーフを好んで多用していますが、猫はリアリティのある鋭い眼差しの作風が多くみられます。反面、同じネコ科のライオンは猫のような温和さで描かれているのが特徴です。可愛いものは鋭く、鋭いものは柔和に、というリサ・ラーソンならではのデフォルメが感じられます。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校で陶芸を学ぶ。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼ばれた工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。
日本とリサ・ラーソン
ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
ヴィンテージと復刻版の見分け方
リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。
・グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
・フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
・Kスタジオ(Keramikstudion:Kスタジオ)時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。
当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。
■詳細スペック
・メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・シリーズ名:Tripp Trapp Trull / トロルの3兄弟
・作品名:Trull / トゥルル
・年代:1972〜1974年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:高さ26cm 横幅13cm 奥行き11cm
コンディション:オリジナルのコンディションを留めた完品です。