クリソベリルキャッツアイ　riri企画リング

クリソベリルキャッツアイは、産出量が非常に少ないジェムストーンとしても知られています。最初の大規模産出地として知られるようになったスリランカでも、1980年代には鉱脈が枯渇。現在はマダガスカルなどで少量産出されるだけになりました。 猫の眼のような一条の光から、日本では「猫目石」「猫睛石」という名前でも呼ばれています。クリソベリルの語源がギリシャ語の「Chris(金)+ beryl(緑柱石)」であることから「金緑石(きんりょくせき)」と呼ばれることもあります。2021年に全国宝石卸商協同組合が今まで2月の誕生石として有名だったアメジストにくわえて、クリソベリルキャッツアイも誕生石として認定しました。2月を象徴するあらたな宝石としても注目を集めています。 モース硬度は8.5。アレキサンドライトなどと同等の硬さです。ジェムストーンの中では比較的扱いやすい硬度といえるでしょう。 クリソベリルキャッツアイとは、独立したひとつの宝石を意味する言葉ではありません。クリソベリルの中でも特にシャトヤンシー効果を持つものだけをクリソベリルキャッツアイと呼んでいるのです。このシャトヤンシー効果とは、一体どのようなものでしょうか？ クリソベリルの中には、針状の結晶を内包しているものがしばしばみられます。この結晶に対して平行になるようカボションカットを施してから光を当てると、乳白色の光が帯状になって反射します。これがシャトヤンシー効果です。シャト(chat)とはフランス語で猫を指す言葉です。キャッツアイ効果や変彩効果ともいわれますが、いずれも同じ効果を指しています。 クリソベリルはジュエリーとして扱われる品質の石の産出量が非常に少ないのに対して、比較的安価に取引されているジェムストーンとして知られています。しかしシャトヤンシー効果があらわれたものは、一気に価格が跳ね上がります。同ランクの石と比較して、数十倍の価格がつけられることも珍しくありません。 シャトヤンシー効果を持つ宝石としてトルマリンやアクアマリンなども挙げられますが、希少価値という意味ではクリソベリルキャッツアイに勝るものはないでしょう。 キャッツライン(帯状の光)がよりシャープではっきりしたものや、石の中央に光が入っているものほど、価値が高く美しいとされています。逆に光がぼんやりしているものや中央から逸れているものは、価値が下がる傾向があるようです。 約4.7mm　枠SV925　ロジウム or 18KGP PG ※送料無料です(定形外郵便のみ)それ以外発送はご相談ください ※ハンドメイドです。完璧を求める方の購入は、お控え下さい。 ※価格を安く設定していますので簡易包装です。ご理解のほどよろしくお願いします。