エリザベス王国物語ブローチ Story No.11 『ニャーニャーニャーな誕生日の巻』

ブローチです。 【刺繍×物語】 私たちの刺繍には物語があります。 この刺繍に込めた物語は以下です。 Story No.11 『ニャーニャーニャーな誕生日の巻』 2024.2.22 🎵にゃーにゃーにゃー 🎵にゃーにゃーにゃー 🎵にゃーにゃーにゃー 今日は、2月22日エリザベス王国の至る所で猫様の祭典が行われています。 そんな中、今日も王子様のお世話に明け暮れる爺様猫は黄昏ておりました。 「わたくしももう若くはない。若い頃は猫の祭典で歌を一曲披露したものだった。しかし今では1日1日を過ごすことに精一杯だ…」そんな時でした。 レオ二世が「じい！プレゼントを持って来たぞ！」と言ってやって来たのです。 「開けてみてくれ」 「これは坊っちゃま。わたくしにはもったいのうございす。」 「じいには日頃から苦労をかけているからな。そのお礼だ。と言ってもぼく1人からではなくお城のみんなからの誕生日プレゼントなんだ。開けてくれるか」 「わたくしの誕生日を覚えててくださったのですね。 こんなに嬉しいことはございません。 なんと感謝していいものか」 とセバスニャンは感涙し始めました。 「じい！泣くのは後にして開けてくれ！パンシェフが言うには特別なケーキだそうだが、ぼくもまだみてないんだ！」 「はいはい坊っちゃま今開けますよ。」 そして中から出て来たのは、猫型のケーキでした。 「喜んでくれたなら良かった。さあ食べようではないか。」 「いえこちらは、わたくしが後で1人でいただきます。」 そう言ってセバスニャンは1人で全部平らげたそうです。 おしまい 【素材】 生地　綿（生成り） 刺繍糸　COSMO キルト芯 厚紙 合皮（緑） ブローチピン（シルバー） 【大きさ】 縦5cm × 横6.5cm (約) エリザベス王国　エリザベス王国物語　セバスニャン　猫　執事　猫の日　誕生日　猫ケーキ　ケーキ　ブローチ　刺繍　手刺