糸魚川 青海川ラベンダー翡翠原石から制作しました。
貴方のお守りとして何時も貴方の行動にお供させて頂けると作者としては嬉しく思います。
このラベンダーヒスイには蓮華石という黒いソバカスの様なシミが点在しています。
国立科学博物館の松原聡先生によると、このソバカスは、蓮華石Sr4ZrTi4(Si2O7)2O8(ストロンチウム、ジルコニウム置換体)という新鉱物で、ヒスイ翡翠のとりわけ小滝川、青海川のラベンダーヒスイにのみ見られるものだそうです(松原聡先生著:翡翠がわかる)。
ある意味、糸魚川ラベンダーヒスイの証明書の様な新鉱物です。
このブレスレットには、一部に白い線が存在します。これは原石の時、地中で割れた後その割れ目にヒスイ輝石が流れ込んで固まってくっついた、いわば接着剤的な働きで一体化していると思います。
冷却速度はかなり早かったと思われます。ゆっくり冷えると、より結晶化が進んで、結晶の大きさが大きくなり、透明度が増します。この子の割れ目に流れ込んだヒスイ輝石は白いので早く結晶化したと考えられます。早いといっても我々の寿命より恐らく長い時間が掛かっていると思います。
接着海面は接着しているけど、割れないとは言い切れないので注意が必要です。
とは言っても、直ぐには割れないでしょう。
作者は作品の表面には何も処理をしていません。最終研磨は1ミクロンの砥粒を使用しています。
研磨を進めていき10ミクロン位迄は表面の状態にあまり変化は有りませんが、7ミクロンに進むと、途端に光沢が出て来て命を吹き込んだ、と言う感覚を覚えます。
そして2.5ミクロン位から表面の凹凸が目立つ様になって来ます。
この凹凸はヒスイ輝石、オンファス輝石の結晶の先端を研磨剤が切削していくと砥粒サイズより薄い部分がポキッと折れて凹みが発生するものと考えています。
2.5ミクロン、1ミクロンと研磨を進めても表面の外観に大差は感じられません。従って、この細かい凹みは1ミクロン前後の凹みであろうと考えています。
これは作者が現役時代、断面観察用供試体を製作した経験から想像しています。
樹脂コーティングをすると、このへこみは見えなくなると思います。
いわば、この細かい凹みは無処理の証と言えるのではないか、と考えています。
無処理ですので、紫外線等による劣化は限りなく低く、長くこの色合いを楽しんで頂けると確信しています。
サイズ
外径 : 21.3mm、内径 : 10.3mm、厚み : 6.8mm、重量 : 4.66gr
比重 : 3.19
光 : 良く通す
天然石ですのでクラック、不純物を含んでいます。ご理解の上ご購入下さい。
指でつまんで切削、研磨加工するのですが、小さくてポジションを常に保つ事が難しく、均一な曲面が作り難いため不整形な箇所が有ります。
紐が4色付属します。取り替えてお楽しみください。
作者は、紐について、端部がほつれない様に焼き止め出来るナイロンを選んでいます。織目が少し大きいので滑りが良くありません。
お好みに応じてポリエステル製の紐、革紐などをご使用頂くと良いかと思います。その際の紐の長さは50cmあれば十分です。
腕が細い方は紐を少し切り詰めてご使用下さい。切った端末は焼き止されますとほつれが発生しません。
同系色のゴムひもを1本お付けしました。
お手本にしたCartierのトリニティーリングはビニールコーティングの紐で手首に止めます。
実際作者自身で腕に巻いてみたのですが、一人で結構程よい感じで腕に巻くのが難しいと感じました。
最初の発注者の娘に、今皆さんが腕に着けているクリスタル数珠のようなゴム紐だと、装ったり外したりが楽なのでは、と提案したところ、娘いわく、ブレスレットはお出かけするぞ、と言う心構えでするもので、クリスタル数珠の様にビローンビローンと簡単に着け外しするものではないので、紐や尾錠の方がより適しているのだ、との事で、ゴム紐への変更は取り止めになりました。
とは言っても、より普段使い出来る様に、ラベンダー色のゴムひもを1本準備しました。
ポーチが付属します。黒、ブラウン、ワインレッドからお選び下さい。
糸魚川 青海川ラベンダー翡翠原石から制作しました。
貴方のお守りとして何時も貴方の行動にお供させて頂けると作者としては嬉しく思います。
このラベンダーヒスイには蓮華石という黒いソバカスの様なシミが点在しています。
国立科学博物館の松原聡先生によると、このソバカスは、蓮華石Sr4ZrTi4(Si2O7)2O8(ストロンチウム、ジルコニウム置換体)という新鉱物で、ヒスイ翡翠のとりわけ小滝川、青海川のラベンダーヒスイにのみ見られるものだそうです(松原聡先生著:翡翠がわかる)。
ある意味、糸魚川ラベンダーヒスイの証明書の様な新鉱物です。
このブレスレットには、一部に白い線が存在します。これは原石の時、地中で割れた後その割れ目にヒスイ輝石が流れ込んで固まってくっついた、いわば接着剤的な働きで一体化していると思います。
冷却速度はかなり早かったと思われます。ゆっくり冷えると、より結晶化が進んで、結晶の大きさが大きくなり、透明度が増します。この子の割れ目に流れ込んだヒスイ輝石は白いので早く結晶化したと考えられます。早いといっても我々の寿命より恐らく長い時間が掛かっていると思います。
接着海面は接着しているけど、割れないとは言い切れないので注意が必要です。
とは言っても、直ぐには割れないでしょう。
作者は作品の表面には何も処理をしていません。最終研磨は1ミクロンの砥粒を使用しています。
研磨を進めていき10ミクロン位迄は表面の状態にあまり変化は有りませんが、7ミクロンに進むと、途端に光沢が出て来て命を吹き込んだ、と言う感覚を覚えます。
そして2.5ミクロン位から表面の凹凸が目立つ様になって来ます。
この凹凸はヒスイ輝石、オンファス輝石の結晶の先端を研磨剤が切削していくと砥粒サイズより薄い部分がポキッと折れて凹みが発生するものと考えています。
2.5ミクロン、1ミクロンと研磨を進めても表面の外観に大差は感じられません。従って、この細かい凹みは1ミクロン前後の凹みであろうと考えています。
これは作者が現役時代、断面観察用供試体を製作した経験から想像しています。
樹脂コーティングをすると、このへこみは見えなくなると思います。
いわば、この細かい凹みは無処理の証と言えるのではないか、と考えています。
無処理ですので、紫外線等による劣化は限りなく低く、長くこの色合いを楽しんで頂けると確信しています。
サイズ
外径 : 21.3mm、内径 : 10.3mm、厚み : 6.8mm、重量 : 4.66gr
比重 : 3.19
光 : 良く通す
天然石ですのでクラック、不純物を含んでいます。ご理解の上ご購入下さい。
指でつまんで切削、研磨加工するのですが、小さくてポジションを常に保つ事が難しく、均一な曲面が作り難いため不整形な箇所が有ります。
紐が4色付属します。取り替えてお楽しみください。
作者は、紐について、端部がほつれない様に焼き止め出来るナイロンを選んでいます。織目が少し大きいので滑りが良くありません。
お好みに応じてポリエステル製の紐、革紐などをご使用頂くと良いかと思います。その際の紐の長さは50cmあれば十分です。
腕が細い方は紐を少し切り詰めてご使用下さい。切った端末は焼き止されますとほつれが発生しません。
同系色のゴムひもを1本お付けしました。
お手本にしたCartierのトリニティーリングはビニールコーティングの紐で手首に止めます。
実際作者自身で腕に巻いてみたのですが、一人で結構程よい感じで腕に巻くのが難しいと感じました。
最初の発注者の娘に、今皆さんが腕に着けているクリスタル数珠のようなゴム紐だと、装ったり外したりが楽なのでは、と提案したところ、娘いわく、ブレスレットはお出かけするぞ、と言う心構えでするもので、クリスタル数珠の様にビローンビローンと簡単に着け外しするものではないので、紐や尾錠の方がより適しているのだ、との事で、ゴム紐への変更は取り止めになりました。
とは言っても、より普段使い出来る様に、ラベンダー色のゴムひもを1本準備しました。
ポーチが付属します。黒、ブラウン、ワインレッドからお選び下さい。