久々にサファイア原石ピアスの追加です!
いつも通り鉱物解説まいります!(興味の無い方は罫線まで飛ばしてください)
言わずと知れた世界4大宝石のサファイア
(他はダイヤモンド、エメラルド、ルビー
鉱物種「コランダム」の内、クロムという金属が混じり、濃い赤色になったものをルビーと呼び、それ以外は全てサファイアと呼ばれます。
「サファイア」は、ラテン語で青を意味する「サフィルス」という語がその名の由来で、一日のうちのいろいろな空の色をしていることから「天の宝石」「空の宝石」と呼ばれることもあるそうです。
頭になにも付かない「サファイア」といえば通常「ブルーサファイア」のみを指し、クロムが少ない薄い赤色は「ルビー」ではなく「ピンクサファイア」と呼ばれるそう。
つまり「サファイア」は青以外にも色々あり、頭に色の名前がついて「〇〇サファイア」と呼び、それら青色以外の「サファイア」は総称で「ファンシーサファイア」と呼ばれています。
「サファイア」もその「ブルー」の色合いは様々で、パステルブルーから濃いダークブルーまであらゆる色がありますが、中でも好まれているのは真ん中辺りの色合いで、昔から好まれているそうです。
「サファイア」は「アロクロマティック(他色性)」の宝石でその色は、鉄やチタンといった微量元素によって決まります。
酸化アルミニウムの結晶である「コランダム」の名前は、タミル語、ヒンディー語、サンスクリット語でルビーやサファイアを指す「kurundam」、「kurund」、「kuruvinda」が由来だと言われています。
「サファイア」はダイヤモンドに次いで二番目に硬い宝石で、その硬度を生かし工業分野でも幅広く活用されています。
「コランダム」は主に砂鉱床から、そしてまれにですが、地表のすぐ下の母岩鉱床から採鉱されます。 アステリズム(またはスター効果)は石の表面に2条以上の条線が見えます。この珍しい現象はルビーとサファイアの両方で見られます。コランダムに見られるアステリズムは、多数の離溶した針状のインクルージョン(シルク)からの反射によるもので、ほとんどの種類ではこのシルクはルチルでできています。
世界各国で産出される「サファイア」ですが、産地や特徴によって大別されています。
幾つか代表的なものを上げると
「カシミール産サファイア」コーンフラワーブルーの比類なき美しさ。
「スリランカ産サファイア」僅かにパープルセイロンブルーの上品な彩り。
「ミャンマー産サファイア」最高級のルビーの産地はサファイアも上質。
「パイリン産サファイア」ソフトブルーと呼ばれる濃く深みのある青。
「マダガスカル産サファイア」カシミール産と並ぶ石もある新興の産地。
「ナイジェリア産サファイア」今後期待のアフリカの新産地。
「モンタナ産サファイア」砂金採りが見つけた淡く明るいサファイア。
「オーストラリア産サファイア」独特なパーティーカラーサファイア。
などがあります。
「サファイア」の中の王様は蓮の花をイメージさせるピンクとオレンジの中間のような色合いのもので「パパラチアサファイア」と呼ばれており「世界三大希少石」の一つです。(他の二つはアレキサンドライト、パライバトルマリン)
「パパラチア」とはスリランカの言葉で「蓮の花」のこと。この「パパラチアサファイア」はスリランカ産のものに限定されることもありますが、今日ではマダガスカル、ベトナム、タンザニアなどからも採掘されます。
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9月の誕生石でもあるサファイア。その発色、透明度を高め内部の傷等を埋める為にオイルや樹脂を浸透させる加工を「エンハンスメント処理」といいます。これは良く行われる通常の処理ですが、他にも加熱して透明度を高める方法もあります。
今回作品に使用したこちらの石は全くの未処理。
薬品処理も、加熱処理も研磨処理もしていない、自然なままの状態です。
割れた面に光が反射してキラキラします。表面は割とざらざらした質感です。
天然石なので、傷やヒビがあります。
それも味として楽しめるかと思いますが、気になる方や神経質な方はご遠慮ください。
同じ形や色は一つとして無い、個性的な石たちの表情をお楽しみ下さい。
購入されますと、写真の品物をお送り致します。
よくご確認の上カートにお入れください。
接着剤とUVレジンで石とピアスの台座を接着してあります。
アレルギー体質の方はご注意下さい。
素材
本体:サファイア(マダガスカル産)
ピアス:樹脂
キャッチ:シリコン
サイズ
本体:約7㎜×5㎜(厚み:約4㎜)
ピアス:約11㎜
久々にサファイア原石ピアスの追加です!
いつも通り鉱物解説まいります!(興味の無い方は罫線まで飛ばしてください)
言わずと知れた世界4大宝石のサファイア
(他はダイヤモンド、エメラルド、ルビー
鉱物種「コランダム」の内、クロムという金属が混じり、濃い赤色になったものをルビーと呼び、それ以外は全てサファイアと呼ばれます。
「サファイア」は、ラテン語で青を意味する「サフィルス」という語がその名の由来で、一日のうちのいろいろな空の色をしていることから「天の宝石」「空の宝石」と呼ばれることもあるそうです。
頭になにも付かない「サファイア」といえば通常「ブルーサファイア」のみを指し、クロムが少ない薄い赤色は「ルビー」ではなく「ピンクサファイア」と呼ばれるそう。
つまり「サファイア」は青以外にも色々あり、頭に色の名前がついて「〇〇サファイア」と呼び、それら青色以外の「サファイア」は総称で「ファンシーサファイア」と呼ばれています。
「サファイア」もその「ブルー」の色合いは様々で、パステルブルーから濃いダークブルーまであらゆる色がありますが、中でも好まれているのは真ん中辺りの色合いで、昔から好まれているそうです。
「サファイア」は「アロクロマティック(他色性)」の宝石でその色は、鉄やチタンといった微量元素によって決まります。
酸化アルミニウムの結晶である「コランダム」の名前は、タミル語、ヒンディー語、サンスクリット語でルビーやサファイアを指す「kurundam」、「kurund」、「kuruvinda」が由来だと言われています。
「サファイア」はダイヤモンドに次いで二番目に硬い宝石で、その硬度を生かし工業分野でも幅広く活用されています。
「コランダム」は主に砂鉱床から、そしてまれにですが、地表のすぐ下の母岩鉱床から採鉱されます。 アステリズム(またはスター効果)は石の表面に2条以上の条線が見えます。この珍しい現象はルビーとサファイアの両方で見られます。コランダムに見られるアステリズムは、多数の離溶した針状のインクルージョン(シルク)からの反射によるもので、ほとんどの種類ではこのシルクはルチルでできています。
世界各国で産出される「サファイア」ですが、産地や特徴によって大別されています。
幾つか代表的なものを上げると
「カシミール産サファイア」コーンフラワーブルーの比類なき美しさ。
「スリランカ産サファイア」僅かにパープルセイロンブルーの上品な彩り。
「ミャンマー産サファイア」最高級のルビーの産地はサファイアも上質。
「パイリン産サファイア」ソフトブルーと呼ばれる濃く深みのある青。
「マダガスカル産サファイア」カシミール産と並ぶ石もある新興の産地。
「ナイジェリア産サファイア」今後期待のアフリカの新産地。
「モンタナ産サファイア」砂金採りが見つけた淡く明るいサファイア。
「オーストラリア産サファイア」独特なパーティーカラーサファイア。
などがあります。
「サファイア」の中の王様は蓮の花をイメージさせるピンクとオレンジの中間のような色合いのもので「パパラチアサファイア」と呼ばれており「世界三大希少石」の一つです。(他の二つはアレキサンドライト、パライバトルマリン)
「パパラチア」とはスリランカの言葉で「蓮の花」のこと。この「パパラチアサファイア」はスリランカ産のものに限定されることもありますが、今日ではマダガスカル、ベトナム、タンザニアなどからも採掘されます。
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9月の誕生石でもあるサファイア。その発色、透明度を高め内部の傷等を埋める為にオイルや樹脂を浸透させる加工を「エンハンスメント処理」といいます。これは良く行われる通常の処理ですが、他にも加熱して透明度を高める方法もあります。
今回作品に使用したこちらの石は全くの未処理。
薬品処理も、加熱処理も研磨処理もしていない、自然なままの状態です。
割れた面に光が反射してキラキラします。表面は割とざらざらした質感です。
天然石なので、傷やヒビがあります。
それも味として楽しめるかと思いますが、気になる方や神経質な方はご遠慮ください。
同じ形や色は一つとして無い、個性的な石たちの表情をお楽しみ下さい。
購入されますと、写真の品物をお送り致します。
よくご確認の上カートにお入れください。
接着剤とUVレジンで石とピアスの台座を接着してあります。
アレルギー体質の方はご注意下さい。
素材
本体:サファイア(マダガスカル産)
ピアス:樹脂
キャッチ:シリコン
サイズ
本体:約7㎜×5㎜(厚み:約4㎜)
ピアス:約11㎜