【陶磁器イヤリング】レンゲソウ(アレルギーフリー)

※ただ今在庫販売会価格へ変更中！※ 九谷焼アクセサリーましゅのギャラリーをご覧いただき、ありがとうございます！ こちらは、レンゲソウアレルギー対応イヤリングのページです。 通常価格12,800円 春になると畑に咲き誇る、ピンク色の小さな花。レンゲソウです。 レンゲソウは畑の土を良くするために植えられる花で、自身が咲くことで土に栄養とパワーを与える様はまるで、どこかのアニメのヒーローのようです。 【ストーリー】 きみのために咲きたい－…。 これから訪れる、毎年の春に、めいっぱいのレンゲソウを咲かせたい…！ … 大きな病院に併設されている、大きな木のある公園。 シンボルになっている常緑樹の下には、ふたつのベンチが設けられている。 暑いときには日陰になり、雨のときには雨宿りもできる、自然の屋根のような、大きな木。 最近、町外から引っ越してきた女の子は、近所にあるこの公園を気に入り、すでに何度か遊びに来ていた。 広い公園なので、何度来ても知らない人で溢れている。 公園の入り口から見て左手は病院の建物があり、奥までずっと遊具がある。 右手にはキャッチボールのできる広場があり、その奥にシンボルの大木と砂場があった。 公園のフェンスを挟んだ向こうには、畑が広がっている。 春先。 女の子の視界には、ひとりの男の子が映っていた。 線が細く、いつも木の下のベンチで本を読んでいる。 服装からして、病院にいる子なのだろう。 何をいつも読んでいるのか、どうして病院にいるのか、女の子は気になって仕方が無かった。 元気に遊び回るくらいの年代なのに、長袖から覗く手は白く、髪はさらさらと春風に揺れていた。 何がそんなに気になるのか、女の子は自分でもわからない。 なぜか、気付けばその子が視界に映っていた。 女の子は、遊ぶ手を止めて大急ぎで自宅に帰り、本棚から読みかけの小説を持ち出し、また走って公園へ戻ってきた。 そしてベンチに目をやると、男の子は変わらず本をめくっていた。 女の子は息を弾ませながら、深呼吸をして空いたベンチに腰掛けた。 本を開いて読んでいるふりをしたけど、心臓はずっとドクドクと急いでいる。 不自然に思われないように、ゆっくりと息を吸って吐いて、本で顔を隠しながら隣をチラチラ見ていた。 男の子は読書に夢中なようで、女の子に気付く様子はない。 …。 【制作秘話】 作品を作るにあたって、まずイメージしたのは色味です。やきものパーツに使用したのは「ライラック」という色。 紫といっても白が多めで、優しくてふわふわしたイメージの色です。 やきものの絵の具や釉薬を購入したとき、必ず試し焼きをしてどんな風合いになるのかを見るのですが、見本通りの色が出て、とても気に入ったのがライラックでした。 それに合わせてビーズの色を選び、今回のレンゲソウが誕生しました。 レンゲソウは、ゴージャスというよりも上品で、素朴寄りの作品だとましゅは思っています。 控えめながら、長く色んな服装にフィットし、愛でられる耳飾り。 これがレンゲソウのコンセプトです。 【お手入れ】 肌が触れる金具部分は、着用後にティッシュや布で拭いて汚れを取ってください。 劣化しにくい素材を使って作っていますが、長く使ううちにワイヤー部分などにサビが出ることがあります。 その際は綿棒などでサビを取ってください。 【使用素材】 樹脂イヤリング：磁器／樹脂／K14GF／プラ／メッキ／接着剤／ビーズ／ナイロン糸 メッキイヤリング：磁器／メッキ／シリコン／K14GF／プラ／メッキ／接着剤／ビーズ／ナイロン糸 ピアス：磁器／ステンレス／K14GF／プラ／メッキ／接着剤／ビーズ／ナイロン糸