「江戸三幅対」より花魁「花扇」の耳飾り

この作品は、南米パラグアイの伝統的なレース「ニャンドゥティ」の技法を使い、 「勝川春好」の「江戸三幅対」より、美女の着物をテーマに制作した耳飾りです。 「江戸三幅対」に描かれている美女は、当時人気のあった花魁「扇屋の花扇」であるとされます。 花扇が着ている色打掛のピンクとグリーンが印象的で、 この作品ではこの色打掛をテーマに制作しました。 色打掛の扇模様から、イエローとグリーンを縞模様になるようにたて糸に使い、 印象的な着物のピンク色でお花の模様を織り上げました。 周囲を着物の麻葉模様に使われているくすんだ紫で囲み、 華やかながらも全体的に落ち着いた印象になるよう、仕上げています。 また、 「もし花扇花魁が現代に生きていたら、きっとキラキラしたアクセサリーを身に着けているだろう」 という想像から、 キラキラと反射するピンク色のビーズを2粒合わせています。 日本の浮世絵と南米パラグアイの伝統工芸ニャンドゥティを掛け合わせた、 他にはない耳飾りです。 身に着けているのも忘れるほど軽いニャンドゥティの耳飾り。 日常使いにも、浴衣などの和装にも合わせていただけます。 ●金具変更無料です。 オプションよりお選びください。 ○フックピアス 　・ロジウム・チタン・サージカルステンレス・樹脂 ○イヤリング 　・ネジバネ式・板バネ式・ノンホールピアス ●ニャンドゥティとは 「ニャンドゥティ」とは、パラグアイの伝統的なニードルポイントレースで、現地のグアラニー族のことばで「クモの巣(布)」を意味します。 土台となるピンと張った布の上にたて糸を刺して張り、たて糸の間を織るようにして模様を作ります。 最後に糊付けをして、布から切り取ると完成です。 カラフルな糸を組み合わせることによって虹色レースとも呼ばれ、たくさんの伝統模様と色の組合せがあります。 ※こちらは、「minne×The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション」コラボ作品です。「勝川春好」の「江戸三幅対」からインスピレーションを得て制作しました。 「The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション」 会期：7月23日(木・祝)～9月13日(日) 会場：東京都美術館（東京・上野公園） ※会期中展示替えあり。最新情報は展覧会公式サイトで確認ください。