【児童図書室 番外編】人魚姫(第1回)

ようこそ児童図書室へ。 さあ、さあ、どうぞお部屋の中へお入りください。 秘密の朗読会のお時間です。 今日のお話は『人魚姫』。 でも、今日は一味違いますよ。 なにせ、本日のお客様は大人の皆様。海のように深く、深く読んで参りましょう。 第1回の今回は「海の魔女の誘惑」。 人間を殺した罰として、海を自由に泳ぐ鰭を奪われ、海中深くに閉じ籠められた美しい人魚は、その後、どうなったのでしょうか。 動くことを禁じられた人魚は、幽閉された深い海の底で、太古の魔法を抱く菊石（アンモナイト）と出会います。 そして菊石の力を借りて、失った鰭の代わりに、捉えた頭足類を代償にして「足」を得たのです。 しかし、足を得るまでには永い、永い時間がかかりました。 光も射さない海の底で、話すことも、動くこともできなかった彼女に姿は、足を得た頃にはすっかり様変わりしてしまっていました。 己の姿に絶望した彼女は、菊石と契約を交わし、自分をこんな姿にした王やその美しい娘たちも、同じ目に合わせてやろうと決めたのでした。 魔女と化した彼女は、甘い言葉で海中の生き物を唆して契約を交わし、じわり、じわりと海底を支配していったのです。 。〇**********＊＊＊＊＊＊＊＊＊**********＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊**********〇。 頭足類の足を思い起こさせるチャームを使った3wayのブレスレットです。 ブレスレットのほか、そのままアジャスタの調整のみでアンクレットとして、また、二連の鎖部分を取り外し、繋ぎ変えることでチョーカーとしてもお使いいただけます。 。〇**********＊＊＊＊＊＊＊＊＊**********＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊**********〇。 かつて人魚の都を追放され、海の魔女となった彼女の甘い誘惑。 さぁ、欲しいものはなんだい？何だって手に入れてあげよう。無償(タダ)とは言わないけれどもね？ 貴方はこの誘惑に勝てますか？