レジンで水晶の森の幻想を閉じ込めました。森にすむ魔女が持つ、不思議な鋏を添えて。
「君は知らにゃかったのかもしれないが
収集家にはちょっとした常識でもあり
それでいて伝説でもあるんだよ」
ぴんと立った銀色のひげを嬉しそうにぴくぴくさせながら、
黒い猫は僕の方をちらりと見ながら言った。
「ここからさほど遠くにゃい、けれど近づくには夢の中を通らなければいけにゃいのさ。」
「そこには本当に僕の探しているひとがいるの?」
「ああそうさ。月の光でできた鋏を携えて・・・月明かりを切りとって森の幻想を創り出す・・・彼女は魔女に違いにゃいよ。」
僕は手のひらに握っている小さなコインを静かに握りしめた。
水晶の森には1年に一度だけ、ムーンストーンを核にして、水晶の花が咲くという。
その森の魔女の鋏には、魔法が宿っている・・・切り取った月の光は、不思議な魔法で生命を持つのだとか。
僕は、いかなくちゃ。
K様、お買い上げありがとうございました!
レジンで水晶の森の幻想を閉じ込めました。森にすむ魔女が持つ、不思議な鋏を添えて。
「君は知らにゃかったのかもしれないが
収集家にはちょっとした常識でもあり
それでいて伝説でもあるんだよ」
ぴんと立った銀色のひげを嬉しそうにぴくぴくさせながら、
黒い猫は僕の方をちらりと見ながら言った。
「ここからさほど遠くにゃい、けれど近づくには夢の中を通らなければいけにゃいのさ。」
「そこには本当に僕の探しているひとがいるの?」
「ああそうさ。月の光でできた鋏を携えて・・・月明かりを切りとって森の幻想を創り出す・・・彼女は魔女に違いにゃいよ。」
僕は手のひらに握っている小さなコインを静かに握りしめた。
水晶の森には1年に一度だけ、ムーンストーンを核にして、水晶の花が咲くという。
その森の魔女の鋏には、魔法が宿っている・・・切り取った月の光は、不思議な魔法で生命を持つのだとか。
僕は、いかなくちゃ。
K様、お買い上げありがとうございました!