龍安寺創建期　推定再現ジオラマ　1/150

創建期の龍安寺（1450年創建）が数百年の時の中で応仁の乱や幾度の火災に見舞われ現在にその姿に至る変遷を辿っていくというコンセプトです。 また室町時代中期に起こった「応仁の乱」というキーワードを掲げて、前作の金閣寺天鏡閣や室町幕府花の御所など室町時代を舞台にした建造物をメインに今回もストーリー性とコンセプトを重点においた作風となりました。 創建時の姿の資料は幾度の火災で殆どが失われており、再現することが非常に難解な題材ではありましたが、数少ない資料や伝承、それに類する書籍等、現地での撮影を行い考証に時間を費やしました。 推定ではありますが、当時の姿により近い形として模型でその姿を蘇らせることができたと自負しております。 縮尺につきましては龍安寺実測図から算出し1/150で制作しております。 尚、方丈部分につきましては当時の資料が残っておらず現在の方丈（1606年創建）を代用し現地での取材で忠実に再現しております。 龍安寺の創建者でもあり応仁の乱の東軍総大将 細川勝元もフィギュアで登場させることでストーリー性をもたせております。