今回、私が組紐を作る際に使用している大切な道具たちを紹介します。
これらの道具は創作するにあたってとても大事なもので、これからも大切に使っていきたいと思っています。
おもり玉
糸から紐へするために使用しています。組紐は糸が巻き付いているおもり玉の重さ、落とし(紐を組む際のテンション)の強さ、そして紐にぶら下がっているおもりの重さの3つの要素できつく硬めに組んだり、柔らかく組んだりすることができます。
私は組む紐の長さと糸の本数で「玉」の重さを決めていますが、好みや柄によっては重たくして硬めにしたりもしています。
玉の表面にある数字は匁(もんめ)で25、30、40、70匁のそれぞれを使い分けています。
玉の個数は組み方にもよりますが、最低で4つ、最大で32個になります。
さすがに32玉で組むことはあまりないので、大体12玉から24玉までの間になります。