その他

明治時代に発明された日本の印刷器、謄写版（通称　ガリバン）を使って、2005年からアートやデザイン、伝承に関する活動しています。ガリバンは、電気を使わないアナログな手法で、現在では、材料、道具も希少なものです。制作工程では、アナログな繊細な手仕事になりますが、自由な発想と組み合わせることで、オリジナルの世界を構築できる素敵な技術です。印刷器なので、とても手の味のある印刷物をつくることもできますし、版画の手法として、美術作品をつくることもできます。また、出来た絵（印刷物）は、手の味のある不思議な質感が感じられ、ウェブやオフセットなどの他のメディアを通すとまた違った面白さがあるようにも思います。
そして、ガリバンとの出会いをつうじ、広がった縁は、やはり手の味や人間の可能性を再確認するものでした。このショップでは、私自身がガリバンとの関わり、ガリバントラベラーを通じて、制作した作品や手の味を活かしたモノづくりを紹介、販売するお店です。



Galiban Traveler