こんにちわ!
NAMES-Clgの中の人、NAME(なめ)です。
このレターは、前回の「小さめ二つ折り財布」の紹介?の続き…みたいなものです。
続きというか、もっと広い範囲の話なのですが。
僕が作品作りをするにあたって、ややこしくなるので作品の紹介欄には書いていないのですが、個人的にこうしたいと思うことがありまして。
それは、素材として使う革の銘柄毎にコンセプトを決めてシリーズ化しようというものです。
革と一口にいっても、それはもう色んな種類がありまして、それぞれ特性や雰囲気が異なります。
ので、同じ型紙から出来る作品でも、素材の革が違うだけでガラリと雰囲気の違うものが出来上がるわけです。
それも革の面白さだと思うし、そういうところも楽しんでいただけたらと思いまして。
すでに幾つか扱う革を決めてあって、それぞれ準備はしているのですが、まずは第一弾に用いたマヤ・ベリーのシリーズから。
マヤ・ベリーという革自体の説明についてはそのお手入れの話も含めて後に譲ろうと思うのですが、その特性上、安価でカジュアルなシリーズと位置付けています。
コンセプトは「しきさい」。
マヤ・ベリーは染色した革の表面に軽くヤスリがけをしてあるのが特徴で、そのため表面には繊細でランダムな模様が生まれます。
その様が、僕個人としては、自然の景色を思い起こされるのです。
自然のものの色って、基本的に単色ベタ塗りってことはなくて、薄かったり濃かったりランダムじゃないですか。
それがマヤ・ベリーの特徴と重なるんですね。
で、マヤ・ベリーって色数も豊富なんですよ。
それを見てると、僕が旅行好きなのもあって、この色はあれみたいだなとか、この色とあの色を組み合わせるとあの景色みたいだとか、考えてるのが楽しいのです。
そこで、複数色を組み合わせて、季節に応じた、僕の中にある景色を表現しよう、となったわけです。
なお、「しきさい」は「色彩」であると同時に、「四季」「裁」というミーニングもあります。
「裁」には、断つ(裁断)という意味の他、様子や外観(体裁)という意味があるそうなので。
つまりは、四季折々の様子を、色彩豊かな革を裁断して組み立てて表現しよう、というわけです。
今回「小さめの二つ折り財布」で用意した2色は、説明欄にも書いた通り、夏がテーマです。
★若草×焦茶
https://minne.com/items/28609630
若草×焦茶は、日本の里の夏という景色をイメージしています。
木々や草たちの緑、深い茶色に味の出た木材の民家。
そんな民家の縁側に座れば涼風が抜けていき、そのなかで冷えた緑茶と里の景色を楽しむ。
★ターコイズ×ボルドー
https://minne.com/items/28610483
ターコイズ×ボルドーは、ビーチリゾートの夕暮れがイメージ。
昼には明るい日差しのなか、紺碧の海と紅い花が賑やかな景色。
日が沈み夜になると、海の色も花の色も明度を落とし、落ち着いた大人の雰囲気に。
昼間とは打って変わって涼しくなった時間帯、そんな景色を眺めつつカクテルを傾ける。
夏というだけでなく、涼香もテーマに含まれています。
なお、二つ折り財布だけでなく、同じイメージで他の作品も製作する予定ですので、よろしければそちらもご覧ください。
また、秋になったら別イメージでのカラーリングを投入するつもりです。
是非是非、今後ともよろしくお願いします。