初めまして!
NAMES-Clgの中の人、NAME(なめ)と申します。
あ、Clgは屋号のCraft lethergoodsの略です。
フルで書くの面倒くさがるやつ。
はてさて、このたびハンドメイド革細工のお店NAMES-Clgの開業?をし、同時に製品第一弾の小さめの二つ折り財布を登録しました。
この露骨に流行に乗りにいったコンパクトウォレットについて語りたいのはやまやまなのですが、このレターというのも初めて触るのもので、もっとNAMES-Clgそのものの話をしたいのです。
つまりは、タイトルにもある、NAMES-Clgの作品作りのテーマや理念といったものについて。
お客様方にはもちろん、製作者の皆様にも是非見ていただいて、TwitterやInstagramでご意見ご感想などいただければありがたいです。
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さて、プロフィールにも記載した通り、NAMES-Clgのテーマは、「あなただけの唯一無二」「普遍的で使いやすい形の中に想いを表現する」の二つです。
前者は…エイジングする革を扱っていればよくある話にもなってしまうし、ギャラリーのプロフィールにも書いてあるので、そちらを参照していただくとして…
今回、語りたいのは後者なのです。
何かを作ることを生業とするうえでーいや副業ではありますがー作り手の独自性、オリジナリティというのは大きな課題であります。
特に道具や雑貨の分野においては、これまでに無い形や使い勝手や機能を如何にデザインするか、がオリジナリティとして扱われていることが多い印象を受けました。(同時に僕自身がそこに捉われました)
ところが、一般的に使われている道具は多くの場合似通った、そして古くからあまり変わらない形や機能であることも多いように思われるのです。
何故か。
「それが使いやすいから」
「それが分かりやすいから」
「それが伝えやすいから」
といった理由が考えつきます。
つまり、大きく形や機能を変えた、新しいものには
「どういうものか分かりづらい」
「それを知らない人に説明しづらい」
「理解しても中々使いこなすに至らない」
というデメリットが発生しがちなのです。
でも、使いやすいものをそのまま作っていたのでは数多ある作品のなかに埋もれていくだけです。
このジレンマにどう向き合うか。
極端な話ですが、絵画を想像してみましょう。
絵画の形は大きくの場合(例外はたくさんありますが。いや、たくさんあるものを例外と言っていいのか?)、四角い板や紙状の形をしています。
形は。
しかし絵画をはじめとする芸術は、それこそオリジナリティの分野であり、すなわち板や紙に何をどう表現するかを独自性として問う分野なのです。
板や紙の形も機能性も基本的には問われません。
基本的には。(自分の想定外に対する逃げ口上)
もちろん道具と芸術を一緒くたにすることはできません。
しかし、その考えを一部援用はできると思います。
私たちが何かを設計し作り上げる上で必ず何かしらを考えているし、そこには自分自身の価値観や個性が投影されるでしょう。
ならば、それを自覚し、明確化し、作品の中に表現すればよいのでは。
それは必ずしも形や機能である必要はなく、色、質感、テクスチャ、装飾、その他、あるいはそれらの組み合わせ、であってよいのではないか、と。
そこから、普遍的で使いやすい形ー道具としての価値ーを大事にしながら、作品を構想し設計する際には自身の価値観や考えーすなわち、想いーを自問自答しながら、それを表現していく、という僕自身の結論に達しました。
そして、この結論そのものが、あるいは「あなただけの唯一無二」という第一のテーマも含めて、僕の価値観であり、少なくともこの価値観は僕の作品の中に反映され表現されていくのだと思います。
とまあ、よくわからないことを考えていたわけです。
ただ、僕が作品に込めた想いについては、作品の説明や紹介写真の中でお伝えできればと思いますので、是非作品をご覧ください。
また、僕の表現した作品に、あなたが作品を使った歴史をエイジングとして加えていくことで、ユニークな「あなただけの唯一無二」を作っていっていただければ幸いです。
長くなりましたが、今後ともよろしくお願いします。