「こどもたちの笑顔」を描いた時のお話。
さまざまな色の、肌、髪、目をした
世界の子供たちが、一緒に笑ってる。
そんな絵を描いたことがあります。
でもそれは
笑顔とは”真逆”の状況から、生まれてきたものでした。
当時の私は、仕事が思うようにいかず
孤独の沼にドはまりし
日々めそめそ泣いていました。
そんなある日
ふと子供を描きたくなり、色鉛筆を手にとりました。
すると、こんな絵が生まれたんです。
https://minne.com/items/43915929
なんでこんな時に、笑顔なの?
しかも、こんなに大勢。
描き終えて、率直にそう思いました。
でも、翌日もまた描きたくなり
次の絵が生まれました。
https://minne.com/items/43915948
・・・泣いている子供は、私だな。
と思いました。
そして、その子を元気づけている子たちも・・・
なんだか、私なように思えてきました。
絵は、生まれつづけます。
https://minne.com/items/43917267
雨は、こころの「涙」かも。
でも、子供たちは傘を放り投げて、遊んでる。
「涙って、悪くないもんだよ」
そんな笑い声が、聴こえてくるようでした。
https://minne.com/items/43917211
「私がどれだけ泣いていても、この笑顔の子供たちは、私の中に、ちゃんといるんだ」
描きながら、そう気づきはじめました。
そして、最後に描いたのが、この絵。
https://minne.com/items/43909491
「いのちの王国」
海底で遊ぶ子供たち。
海は「潜在意識」に例えられることがあります。
それは時に、深海のように、光の届かない、暗い印象を抱くこともあります。
でも、ここに生まれたのは
色鮮やかな海底と
個性豊かな生き物たちと
笑顔の子供たち。
この絵を最後に、制作の手は止まりました。
全部の絵を並べて、眺めると・・・
「”ひかり” を、思い出してね」
と、言われているような気がしました。
「どんな時も、どんな人にも、
輝くことを止めない ”ひかり” が、ある」
振り返ると
あの時期は、人生のチャレンジ(試練)の時でした。
でも、不思議なもので
そんな時こそ、深い学びが訪れるものです。
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